Web Syllabus(講義概要)

平成23年度

ひとつ前のページへ戻る 教授名で検索

 
比較文化演習B II 濱田 陽
選択必修  2単位
【日本文化】 11-1-1310-0430-14

1. 授業の内容(Course Description)
 【日本文化を国際的視野に立って研究する】
 日本文化を国際的視野に立って研究する基礎力を養うことを目的とする。
 【個人・パネル発表】
 個々の研究テーマを内容によって振り分けたスケジュールにより、一回の授業につき二~三人ずつ個人・パネル発表を行う。発表では、春期で得た知識と経験にもとづき、文化研究の方法をどれほど効果的に実践できるかに注目する。また、他者の発表に深く耳を傾け優れた感想・質問をなすことも重要である。さらに、まとめとして提出する「完成版レジュメ」の作成を通じ、文化研究への本格的な取り組みを指導する。
2.
授業の到達目標(Course Objectives)
 【文化研究の基本的ルールを理解、作業レジュメをまとめる】
 1)文献資料、2)インターネット、3)フィールド(現場)の三つの情報を、総合的に収集・選択・分析し、アウトプットする基本ルールを理解し、A4用紙8枚以上の「完成版レジュメ」をまとめる。
3.
成績評価方法(Grading Policy)
 出席・報告・ディスカッション(60%)、「完成版レジュメ」の出来栄え(40%)
4.
テキスト・参考文献(Textbooks)
 必要な資料はプリントで配布する。
5.
授業時間外の学習《準備学習》(Assignments)
 自分の研究テーマについて日常生活のなかで常に考える習慣をつくる。テーマに即した文献・資料を収集し、情報を蓄積していく。卒業後の進路とテーマの関係についても考察を深めていく。
6.
学生への要望・その他(Class Requirements)
 【文化研究のルールを守ることで創造性を発揮し、テーマを具体化していく】
 ステレオタイプな日本イメージにけっして満足せず、想像力と分析力を発揮し、新しい日本文化像を探求する意欲をもって取り組んでほしい。
7.
授業の計画(Course Syllabus)
【第1回】
 「研究テーマ・進捗状況の確認」
 全受講生の研究進捗状況、秋期発表計画の確認を行う。
 「完成版レジュメ」の作成法を講義する。
【第2回】~【第13回】
 「個人発表・パネル発表」
【第14回】
 「「完成版レジュメ」提出」
【第15回】
 「「完成版レジュメ」返却」
 総評を行なう。
 *以上の順序は入れ替わる可能性がある。第2回から第13回のうち数回分を校外学習にあてることがある。