Web Syllabus(講義概要)

平成23年度

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伝統文化演習 I コルネーエヴァ スヴェトラーナ
選択必修  2単位
【日本文化】 11-1-1310-2707-01

1. 授業の内容(Course Description)
 この演習では、伝統文化の諸相を対象に、特に江戸時代に培われた文化について、学生の発表と討論、ならびに古文書読解の基礎知識の取得を通して理解を深めていく。受講生は感心のあるテーマを選び、授業で提示するやり方に沿ってレジュメを作成し、授業で行った発表に対し他の受講生と教員の質問に答えるというというのはこの演習の流れである。半期につき、発表は最低一回行うことを条件とする。
 さらに、次年度の卒論研究に向けて、研究する力を強める過程の一環として、江戸時代の古文書の読み方の基礎を身につける。寺子屋のテキストを定期的に使用し、解読力を訓練することは江戸時代の社会・文化的な諸現象について学ぶ過程を助け、学生自身の研究を深めることにつながる。
2.
授業の到達目標(Course Objectives)
 この演習は、自分でテーマを選び、報告を準備することによって、レジュメを作成する能力・考えをまとめる能力・質問に答える能力の向上を目指す。また、江戸時代のテキストを読む練習を通して、解読力を身につけることも目的としている。
3.
成績評価方法(Grading Policy)
 出席(20%)、発表(50%)、授業中の参加(30%)からなる総合評価
4.
テキスト・参考文献(Textbooks)
 毎回、プリントを配布する。
5.
授業時間外の学習《準備学習》(Assignments)
 発表の事前準備(テーマ選定、参考文献の整理、レジュメの作成)を必要とする。古文書の学習においては、テキストの復習・予習が期待される。
6.
学生への要望・その他(Class Requirements)
 継続的・積極的な受講を期待する。
7.
授業の計画(Course Syllabus)
【第1回】
 オリエンテーション 演習について
【第2回】
 伝統文化の研究方法
【第3回】
 レジュメの作成指導・発表の割り当て
【第4回】~【第15回】
 演習の前半:学生の発表と討論  演習の後半:古文書学習