Web Syllabus(講義概要)

平成23年度

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教育学入門 II 浦野 東洋一
必修  2単位
【教育】 11-1-1330-0084-04

1. 授業の内容(Course Description)
 教育学というと学校教育の教員を養成するための学問と思われるかもしれないが、それだけではない。学校だけではなく家庭、社会、さらには企業などにおける教育について、また、子どもや人間について広く学ぶ学問なのである。本学科では、教員養成を中心としながらも、幅広く教育について学び、それぞれの教育の専門家を養成することを目ざしている。
 本科目では、春学期の教育学入門Ⅰに続いて、教育学科で学ぶ教育学とは何か、また教育学科で学ぶことのできる教育学の諸分野についてその概要と魅力を講義していく。そのため、講義は概ね2回の講義で1主題について扱っていくことになる。この講義を通じて、教育学科で何を学んでいきたいのかを考え、自分の追究したい主題を発見してほしい。
2.
授業の到達目標(Course Objectives)
 1.広く教育学の諸分野について学び、教育とは何か考える。
 2.これまでの「学び」をふりかえり、これからの「学び」の可能性について考えられるようにする。
3.
成績評価方法(Grading Policy)
 平常点60%(毎回の講義で課題が示される)その他講演会への参加、最終回でのまとめの課題(試験等)等40%。
4.
テキスト・参考文献(Textbooks)
 参考文献は、授業の中で随時紹介する。帝京大学図書館(MELIC)Webサイトのトップページにある「先生の本棚」、教育学科・教職大学院教員推薦図書リストから先生方が勧める本を積極的に読んでほしい。
5.
授業時間外の学習《準備学習》(Assignments)
 高校までと違って人数の多い教室で、毎回のように異なる先生の講義を聴くことになるので戸惑うかもしれないが、各主題の講義から、本学科でどのようなことを学んでいきたいのか主体的に学んでほしい。
6.
学生への要望・その他(Class Requirements)
 講義内で紹介された参考文献を積極的に入手して読むこと。また帝京大学図書館(MELIC)Webサイトのトップページにある「先生の本棚」、教育学科・教職大学院教員推薦図書リストから先生方が勧める本を積極的に読んでほしい。
7.
授業の計画(Course Syllabus)
 本講義は教育学科1年生全員が履修する必修科目で多人数となるため、次の2つのグループに別れて授業を受けてもらうことにする。教育学専攻生と初等教育学専攻幼児教育コース生のグループと、初等教育学専攻初等教育コース生グループである。グループ毎に教室・講義内容・順序・評価等が異なるので、間違えずに自分の専攻・コースの講義を履修してほしい。なお、各回の担当教員や詳細等については初回の講義で示すので欠席することのないようにしてほしい。
 <教育学専攻と初等教育学専攻幼児教育コースグループ>
【第1回】オリエンテーション 教育学科で学ぶということⅡ~教育学とは何か~
【第2回】教育行政学・経営学入門Ⅰ
【第3回】教育行政学・経営学入門Ⅱ
【第4回】スポーツ科学・健康教育学入門Ⅰ
【第5回】スポーツ科学・健康教育学入門Ⅱ
【第6回】教育社会学入門Ⅰ
【第7回】教育社会学入門Ⅱ
【第8回】教育哲学・教育史学入門Ⅰ
【第9回】教育哲学・教育史学入門Ⅱ
【第10回】教育方法学入門Ⅰ
【第11回】教育方法学入門Ⅱ
【第12回】教育工学・教育情報学入門Ⅰ
【第13回】教育工学・教育情報学入門Ⅱ
【第14回】特別講義 帝京教育会主催講演会
【第15回】まとめ 教育学科で学ぶということⅡ~再び教育学とは何か~
 <初等教育学専攻初等教育コースグループ>
【第1回】オリエンテーション 教育学科で学ぶということⅡ~教育学とは何か~
【第2回】スポーツ科学・健康教育学入門Ⅰ
【第3回】スポーツ科学・健康教育学入門Ⅱ
【第4回】教育行政学・経営学入門Ⅰ
【第5回】教育行政学・経営学入門Ⅱ
【第6回】教育哲学・教育史学入門Ⅰ
【第7回】教育哲学・教育史学入門Ⅱ
【第8回】教育社会学入門Ⅰ
【第9回】教育社会学入門Ⅱ
【第10回】教育工学・教育情報学入門Ⅰ
【第11回】教育工学・教育情報学入門Ⅱ
【第12回】教育方法学入門Ⅰ
【第13回】教育方法学入門Ⅱ
【第14回】特別講義 帝京教育会主催講演会
【第15回】まとめ 教育学科で学ぶということⅡ~再び教育学とは何か~