Web Syllabus(講義概要)

平成23年度

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教育方法論A 小山 福司
選択必修  2単位
【教育】 11-1-1330-0226-03

1. 授業の内容(Course Description)
 前期・教育方法論Aでは、学校教育における教授・学習を中心に講義する。「授業」が直接のテーマになる。
2.
授業の到達目標(Course Objectives)
 1.「授業」についての理解を深め、多面的に捉えられるようにする。
 2.「授業を創る」という観点をとれるようにする。
 3.「授業創り」を通じての教師の成長について考えられるようにする。
3.
成績評価方法(Grading Policy)
 授業中に提出物を求めるなど、授業参加度(30%)、最終試験の結果(70%)と合わせ、総合的に評価する予定である。
 教育実習、介護等体験などで出席できない場合には、事前・事後に必ず連絡すること。
4.
テキスト・参考文献(Textbooks)
 参考文献は講義の中で紹介する。田中耕治編『よくわかる授業論』(ミネルヴァ書房)をブックセンターに数冊置いておいてもらうので、必要に応じて手に取ってほしい。
5.
授業時間外の学習《準備学習》(Assignments)
 講義内で紹介するものを含め、授業実践記録や授業論に関心を持ち、読み進めていくことで学習を展開していってほしい。
6.
学生への要望・その他(Class Requirements)
 授業に出席していなければわからないことが多いはずである。主体的な聴講を期待する。
7.
授業の計画(Course Syllabus)
【第1回】
 開講にあたって … 「授業」とは
【第2回】
 教師における教材研究、授業展開の計画・組織について
 (武田常夫の記録を手掛かりに)
【第3回】
 授業を通じての教師の成長(同)
【第4回】
 一つの「授業理解」
【第5回】
 新しいものの創造、発見としての授業
【第6回】
 子どもの「直接経験」を組織する授業
【第7回】
 「すぐれた学者、必ずしも優れた教師にあらず」
【第8回】
 教師と子どもの関係を見直す
【第9回】
 授業の様式 … 模倣的様式と変容的様式
【第10回】
 学力をめぐって
【第11回】・【第12回】
 ある先生の新卒一年目から三年目にわたる授業の記録から
【第13回】
 授業案をめぐって
【第14回】
 授業を「創る」 … 自己の内に動機を持つ授業
【第15回】
 学校における教師の成長