1. |
授業の内容(Course Description) |
|
前期・教育方法論Aでは、学校教育における教授・学習を中心に講義する。「授業」が直接のテーマになる。
|
2. |
授業の到達目標(Course Objectives) |
|
1.「授業」についての理解を深め、多面的に捉えられるようにする。 2.「授業を創る」という観点をとれるようにする。 3.「授業創り」を通じての教師の成長について考えられるようにする。
|
3. |
成績評価方法(Grading Policy) |
|
授業中に提出物を求めるなど、授業参加度(30%)、最終試験の結果(70%)と合わせ、総合的に評価する予定である。 教育実習、介護等体験などで出席できない場合には、事前・事後に必ず連絡すること。
|
4. |
テキスト・参考文献(Textbooks) |
|
参考文献は講義の中で紹介する。田中耕治編『よくわかる授業論』(ミネルヴァ書房)をブックセンターに数冊置いておいてもらうので、必要に応じて手に取ってほしい。
|
5. |
授業時間外の学習《準備学習》(Assignments) |
|
講義内で紹介するものを含め、授業実践記録や授業論に関心を持ち、読み進めていくことで学習を展開していってほしい。
|
6. |
学生への要望・その他(Class Requirements) |
|
授業に出席していなければわからないことが多いはずである。主体的な聴講を期待する。
|
7. |
授業の計画(Course Syllabus) |
|
【第1回】 開講にあたって … 「授業」とは 【第2回】 教師における教材研究、授業展開の計画・組織について (武田常夫の記録を手掛かりに) 【第3回】 授業を通じての教師の成長(同) 【第4回】 一つの「授業理解」 【第5回】 新しいものの創造、発見としての授業 【第6回】 子どもの「直接経験」を組織する授業 【第7回】 「すぐれた学者、必ずしも優れた教師にあらず」 【第8回】 教師と子どもの関係を見直す 【第9回】 授業の様式 … 模倣的様式と変容的様式 【第10回】 学力をめぐって 【第11回】・【第12回】 ある先生の新卒一年目から三年目にわたる授業の記録から 【第13回】 授業案をめぐって 【第14回】 授業を「創る」 … 自己の内に動機を持つ授業 【第15回】 学校における教師の成長
|