Web Syllabus(講義概要)

平成23年度

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社会教育課題研究 II 柴田 彩千子
選択  2単位
【教育】 11-1-1330-0728-06

1. 授業の内容(Course Description)
 本授業は、現代社会における社会教育研究の課題とその役割を考察していくために、NPO/市民活動の事例をとりあげる。現在、多数存在するNPOや市民活動団体が、現代社会の抱える問題を解決するために活動を実践していく過程では、さまざまな「学習機会」が創出されている。各々に社会的ミッションを掲げたNPOが創出する「学習機会」が、人々の学習ニーズにどのように対応しているのかということに着目しながら、今後の社会教育研究の課題とその役割を事例調査を通して考えていく。
2.
授業の到達目標(Course Objectives)
 ・まさざまなNPO活動の実態を把握し、社会の中で果たしている役割を理解すること。
 ・NPO活動と社会教育との関係性を把握すること。
3.
成績評価方法(Grading Policy)
 受講態度(グループワークへの積極性):40%
 提出物(調査レポート)の内容およびプレゼンの内容:60%
4.
テキスト・参考文献(Textbooks)
 資料を適宜配布する。
5.
授業時間外の学習《準備学習》(Assignments)
 NPO調査を実施するため、身近なNPOや興味のある活動分野に取り組むNPOについての情報を収集しておくこと。
6.
学生への要望・その他(Class Requirements)
 グループワークを中心とした授業なので、遅刻および欠席がちな学生は受講しないこと。身近なNPO法人や市民活動団体の存在に眼を向け、こうした団体が社会に向けてどのようなミッションを果たそうとしているのかということを感じ取ってみてください。
7.
授業の計画(Course Syllabus)
【第1回】
 オリエンテーション
【第2回】
 「NPOの教育力」とNPO法人の活動分野
【第3回】
 NPO活動調査の計画と実施
【第4回】
 事例研究(1)
【第5回】
 事例研究(2)
【第6回】
 事例研究(3)
【第7回】
 事例研究(4)
【第8回】
 事例研究の分析視点の確認
【第9回】
 NPOが創出する学習機会の分析(1)
【第10回】
 NPOが創出する学習機会の分析(2)
【第11回】~【第13回】
 プレゼンと討論
【第14回】
 NPOにおける話し合い(討論)による学習の効果分析
【第15回】
 まとめ