Web Syllabus(講義概要)

平成23年度

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日本語学入門 I 土屋 千尋
選択  2単位
【教育】 11-1-1330-1586-05

1. 授業の内容(Course Description)
 日常何気なくつかってつかっている日本語とはどういう言語なのかということを客観的にみつめなおす。日本語を国語としてではなく、ひとつの外国語としてとらえて、自分の力でかんがえなおしてみる。同時に、日本語が母語ではない人にとっての日本語および学習者にとっての日本語というものをかんがえていく。
2.
授業の到達目標(Course Objectives)
 日本語の主に音声・文法について、その特徴をとらえ、なぜそのようにとらえることができるのか、常にかんがえる力をやしなう
3.
成績評価方法(Grading Policy)
 平常点(授業へのとりくみ、課題提出)30% 期末試験(テスト・レポート)70%
4.
テキスト・参考文献(Textbooks)
 テキスト:庵 功雄 他『やさしい日本語のしくみ』くろしお出版,友松悦子・和栗雅子『短期集中初級日本語文法総まとめポイント20』スリーエーネットワーク
 参考文献:新屋映子・姫野伴子・守屋三千代『日本語教科書の落とし穴』,野田尚史『はじめての人の日本語文法』くろしお出版
5.
授業時間外の学習《準備学習》(Assignments)
 指定のテキストには基礎的でかつ基本となることがかかれている。あらかじめ、よくよんでおくことが必要である。また、参考文献をはじめ授業中に適宜紹介する本も、各自で積極的によみすすめ、日本語に対する興味・考察をふかめていってほしい。
6.
学生への要望・その他(Class Requirements)
 (1)授業は課題提出等、WebCTを利用しておこなう。WebCTの登録には、科目履修申請とは別の手つづきが必要である。その手つづきは第1回目の授業時におこなうので、履修希望者は「かならず」出席すること。第1回目に手つづきがなされないと単位取得に支障が生じるので、注意すること。
 (2)本授業は、日本語教員養成課程修了証取得のための必修課目となっている。そのことを十分にふまえて、学習にとりくんでいただきたい。
7.
授業の計画(Course Syllabus)
【第1回】
 オリエンテーション、講義の目的、
 国語と日本語 母語と母国語
【第2回】
 日本語の音と形 その1
【第3回】
 日本語の音と形 その2
【第4回】
 日本語の音と形 その3
【第5回】
 第2回〜第4回の復習
 日本語の音と表記
 短縮語・新語   
【第6回】
 日本語の文法 活用
【第7回】 
 日本語の文法 格助詞
【第8回】
 日本語の文法 指示詞
【第9回】
 日本語の文法 テンス
【第10回】
 日本語の文法 アスペクト
【第11回】
 日本語の文法 受身
【第12回】
 日本語の文法 使役  
【第13回】
 日本語の文法 動詞の自他
【第14回】
 第6回〜第13回の復習
【第15回】
 まとめ