Web Syllabus(講義概要)

平成23年度

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日本語学入門 II 土屋 千尋
選択  2単位
【教育】 11-1-1330-1586-06

1. 授業の内容(Course Description)
 日本語学入門 I をふまえ、ひきつづき、日本語を客観的にとらえなおすことをおこなう。現代日本語の変化と多様性に焦点をあて、日本語を母語としない人々とつたえあうことができる「いま」の日本語とはどういうものか、かんがえていきたい。
2.
授業の到達目標(Course Objectives)
 今現在実際にはなされている日本語がどのようなものかをみずから調査し、結果について考察できるようになる
3.
成績評価方法(Grading Policy)
 平常点(授業へのとりくみ、課題提出)40%、期末試験(テスト・レポート)60%
4.
テキスト・参考文献(Textbooks)
 テキスト:庵 功雄 他『やさしい日本語のしくみ』くろしお出版,井上 史雄『日本語ウォッチング』岩波新書
 参考文献:庵 功雄『新しい日本語学入門』スリーエーネットワーク,荻野綱男編著『現代日本語学入門』明治書院,友松悦子・和栗雅子『短期集中初級日本語文法総まとめポイント20』スリーエーネットワーク
5.
授業時間外の学習《準備学習》(Assignments)
 指定のテキストを各自どんどんよみすすめていくことが必要である。また、参考文献をはじめ授業中に適宜紹介する本も、各自で積極的によみすすめ、日本語に対する興味・考察をふかめていってほしい。
6.
学生への要望・その他(Class Requirements)
 (1)日本語学入門Iを履修ずみのこと。
 (2)授業は課題提出等、WebCTを利用しておこなう。WebCTの登録には、科目履修申請とは別の手つづきが必要である。その手つづきは第1回目の授業時におこなうので、履修希望者は「かならず」出席すること。第1回目に手つづきがなされないと単位取得に支障が生じるので、注意すること。
 (3)本授業は、日本語教員養成課程修了証取得のための必修課目となっている。そのことを十分にふまえて、学習にとりくんでいただきたい。
7.
授業の計画(Course Syllabus)
【第1回】
 講義の目的 オリエンテーション
【第2回】
 方言 その1
【第3回】
 方言 その2 標準語と共通語
【第4回】
 新方言
 誤用とゆれ 
【第5回】
 ことばの位相差 その1 
【第6回】
 ことばの位相差 その2
【第7回】
 語彙と意味 その1
【第8回】
 語彙と意味 その2
【第9回】
 現代の敬語 その1
【第10回】
 現代の敬語 その2
【第11回】
 現代の敬語 その3
【第12回】
 現代の敬語 その4
【第13回】
 日本語らしい表現 その1
【第14回】
 日本語らしい表現 その2
【第15回】
 まとめ 日本語と日本語教育