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授業の内容(Course Description) |
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IT新時代の状況下において、英語をより早く、より正確に理解出来る力を養成する必要性がある。日本人の学生は、読解の場合、文末から戻り読みしがちである。そのため速度も遅くなり、読書量が少なくなる。英語をより早く、より正確に理解出来る力の指導には、チャンクリーディングが効果的であると言われている。CD-ROMを利用してのチャンクリーディングの訓練を通じて、(1)英語を文頭から、早く、正しく読み取ることができる。(2)現代英語で書かれた英語の概要を理解し、内容について自己の考えを英語でまとめることができる。(3)読んだ文章を正しく音読できるようにする。
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2. |
授業の到達目標(Course Objectives) |
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チャンクリーディングという読解技術をマスターして、英文の速読・直解力の養成を目指す。実用英語検定(STEP)2級またはTOEIC400点以上の英語力の習得を目指す。
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3. |
成績評価方法(Grading Policy) |
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チャンクリーディングPortfolio、インターネットレポート、期末テスト、授業参加度を、総合的に考慮して評価する。
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4. |
テキスト・参考文献(Textbooks) |
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速読速解『Magic Shower』内田洋行
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5. |
授業時間外の学習《準備学習》(Assignments) |
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毎時間プリントを配るので、しっかりファイリングを行いポートフォリオを仕上げる。
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学生への要望・その他(Class Requirements) |
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英語の実力をつけるためには、毎日、多量の英語をAFN(中波で810)やVOA(短波放送)などの海外放送やNHK英語番組を聞き、英字新聞や英字週刊誌等から多量の英文を読み、勉強することが大切である。本当にやる気のある学生だけに受講して欲しい。遅刻が多いと欠席と見なすことがある。 コンピュータ支援の英語学習であるe-ラーニングシステム(ALC)の活用を薦める。
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7. |
授業の計画(Course Syllabus) |
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【第1回】 ガイダンス 【第2回】 自己紹介 【第3回】 学習方略の説明と速読訓練の体験 英文速読ソフト「Magic Shower」を使って、チャンクリーディングの学習をする。 速読訓練:タイトル“Frog and Monkey” (142語) 【第4回】 速読訓練:タイトル“Stan Murch”(238語) 【第5回】 速読訓練:タイトル“Superstitions”(267語) 【第6回】・【第7回】 インターネット検索と情報収集とレポートの作成 世界のSuperstitions(迷信)について調べてみよう。 【第8回】 速読訓練:タイトル“Lassie Come Home” (295語) 【第9回】 速読訓練:タイトル“Lincoln's Birthday” (367語) 【第10回】 速読訓練:タイトル“Plain People”(864語) 【第11回】 速読訓練:タイトル“ Field Kitchen” (1241語) 【第12回】 速読訓練:タイトル“An Asian Mother's Love” (584語) 【第13回】・【第14回】 インターネット検索と情報収集とレポートの作成 歴代アメリカの大統領とその政策、名言につて調べてみよう。 【第15回】 まとめ
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