Web Syllabus(講義概要)

平成23年度

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体育概論 梅澤 秋久
選択  2単位
【教育】 11-1-1330-1898-04

1. 授業の内容(Course Description)
 知識基盤社会における教育の在り方は、単に知識や技能を習得する(させる)だけでは事足りない。習得と探究の往還による「学び」が求められてきている。教科体育においても同様で、習得した技能を活用したり、仲間とのテーマ追究のプロセスで「きょうどう」的に技能を身につけたりすることが求められてきている。このような新しい体育の学びを保証するファシリテーター、コーディネーター、インストラクター等の教師行動を理論的に学ぶことを本授業の目的とする。
2.
授業の到達目標(Course Objectives)
 ・学習指導要領における体育科の目標と内容を理解する。
 ・指導要録における観点別評価、評定について理解する。
 ・全評価観点を網羅した学習指導の在り方について仲間と共に考えることができる。
 ・知識基盤社会における体育科の学びに関する指導案を作成することができる。
3.
成績評価方法(Grading Policy)
 ・授業内レポート・テスト
  (関心・意欲・態度30%、知識・理解及び思考・判断30%)
 ・総括的レポート・テスト
  (知識、思考・判断40%)
4.
テキスト・参考文献(Textbooks)
 ・『小学校学習指導要領』文部科学省
 ・『小学校学習指導要領解説(体育編)』文部科学省
5.
授業時間外の学習《準備学習》(Assignments)
 学習指導案の作成においては深い学習内容の理解が求められる。MELIC等を活用し、体育科における予備知識を増やし、先行実践例等の把握に努めること。
6.
学生への要望・その他(Class Requirements)
 授業では、参加した証であり、学んだ奇跡となるものを蓄積してもらう。積極的に学ぶ姿勢をもって参加してほしい。
7.
授業の計画(Course Syllabus)
【第1回】
 オリエンテーション
【第2回】
 学習指導要領の変遷
【第3回】
 新学習指導要領改訂の要点
【第4回】
 体育科の目標と内容の概要
【第5回】
 体育科の評価
【第6回】
 学習指導の展開と学習指導案作成の方法
【第7回】
 体育科の内容①-基本の運動-,②-ゲーム-
【第8回】
 体育科の内容③-体つくり運動-
【第9回】
 体育科の内容④-器械運動-
【第10回】
 体育科の内容⑤-水泳-
【第11回】
 体育科の内容⑥-ダンス-
【第12回】
 体育科の内容⑦-陸上運動-
【第13回】
 体育科の内容⑧-ボール運動-
【第14回】
 体育科の内容⑨-保健-
【第15回】
 本講義のまとめ