Web Syllabus(講義概要)

平成23年度

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考古学演習1C- II 阿部 朝衛
選択必修  2単位
【史】 11-1-1340-0014-02

1. 授業の内容(Course Description)
 春期では、論文の読み方、資料の使い方を学んだので、秋期では旧石器時代・縄文時代の中から課題を見つけて検討する。これによって研究の現状と問題点を把握する。卒業論文を希望する学生は、この過程でそのテーマを検討してほしい。
 受講者のグループ分け(個人でも可)を行い、各グループで課題を設定し、それに関する発表を行う。発表後は、討議を行い、課題に対しての理解を深める。課題は旧石器時代・縄文時代に関するものであるが、自然環境復元、方法論に関するものも含める。また具体的資料の検討、実験結果の発表でもよい。これ以外の課題を追究したい学生は事前に申し出ること。実験結果の発表例として、平成22年度では縄文時代の食糧でもある「どんぐり」の調理実験があった。
2.
授業の到達目標(Course Objectives)
 テーマ設定、資料収集、論の構成の基礎的方法を理解する。討論の仕方を学ぶ。
3.
成績評価方法(Grading Policy)
 出席状況(40%)、発表・討論の内容(20%)、レポート(40%)によって評価する。
4.
テキスト・参考文献(Textbooks)
 資料を配布するため、特にテキストはない。
5.
授業時間外の学習《準備学習》(Assignments)
 帝京大学図書館を大いに利用する。また、考古学実習室に発掘調査報告書があるので、それも利用する。
6.
学生への要望・その他(Class Requirements)
 教室内の遺物や資料の扱いには気をつけること。また、それらの教室外への持ち出しは厳禁とする。
 初回の授業でグループ分けを行うので、必ず出席すること。
7.
授業の計画(Course Syllabus)
【第1回】
 履修届提出後、グループ分けを行い、発表の順番を決める。課題の検討。
【第2回】
 阿部模擬発表、その後、各グループで課題の討議を行う。
【第3回】
 1・2班発表、質疑応答。
【第4回】
 3・4班発表、質疑応答。
【第5回】
 5・6班発表、質疑応答。
【第6回】
 7・8班発表、質疑応答。
【第7回】
 9・10班発表、質疑応答。
【第8回】
 1・2班発表、質疑応答。
【第9回】
 3・4班発表、質疑応答。
【第10回】
 5・6班発表、質疑応答。
【第11回】
 7・8班発表、質疑応答。
【第12回】
 9・10班発表、質疑応答。
【第13回】~【第15回】
 個人発表、質疑応答。