Web Syllabus(講義概要)

平成23年度

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社会科・地理歴史科教育法 I 滝沢 由美子
教職  2単位
【教職】 11-1-1340-0330-01

1. 授業の内容(Course Description)
 小学校の教育はもとより、中学校・高等学校の教育は『学習指導要領』に則って行なわれている。本講義では、学習指導要領の内容に沿いながら、中学校・高等学校における地理の教授上の基本問題や留意点について述べる。
 また、地理教育を行なう際に必要となる地理的技能を習得出来るようにする。
2.
授業の到達目標(Course Objectives)
 地理的見方・考え方を理解し、さらに教授上必要な地理的技能を習得する。
3.
成績評価方法(Grading Policy)
 出席を重視する。試験、課題レポート、出席状況で総合して評価する。
4.
テキスト・参考文献(Textbooks)
 二宮書店編集部『詳解現代地図 2011-2012』
 参考文献については授業中適宜示す。
5.
授業時間外の学習《準備学習》(Assignments)
 ほぼ毎回課す簡単ではあるが基礎的な地理的技能の習得のための課題について、確実に習得できるように取り組むこと。
6.
学生への要望・その他(Class Requirements)
 地理的技能を習得出来るようにするため、多数の課題を課し、提出課題についての説明を授業で行うので、毎回出席するよう努力すること。また、中学校の地理的分野、高等学校の地理では、地域調査が重要な教授内容の一つとなっている。それは、小学校社会科でも同様に重要な内容として位置づけられている。地域調査の力、地理的技能を身につけたい者は、地理学演習、地理学実習、地理学野外実習を履修することが望ましい(ただし、履修単位として認定されるのは史学科、教育学科のみ)。
7.
授業の計画(Course Syllabus)
【第1回】
 ガイダンス
【第2回】
 教科書制度について
【第3回】・【第4回】
 日本における地理教育の展開
  ―『学習指導要領』に示された内容を中心に―
【第5回】
 現行学習指導要領における地理教育
  地理とは何か
  地理的見方と考え方
【第6回】
  地域とは何か
【第7回】~【第10回】
  地域調査
   ・読図
   ・指導案の作成等
   ・学外授業 
【第11回】・【第12回】
  主題図の読み取り
  ハザードマップ 等
【第13回】・【第14回】
  諸事象の地図化と読み取り
  地域区分
【第15回】
  学外授業のレポートと口頭発表
※以上に示した内容はあくまでも目安であり、状況に応じて変更する場合がある。