1. |
授業の内容(Course Description) |
|
古代メソポタミアの歴史を概観する。5千年以上前に発明されたといわれる楔形文字の粘土板史料を読み解きながら、メソポタミア人のもたらした官僚機構、社会制度、信仰体系などについて述べる。今年度は前2千年期前半までの歴史を扱うが、Ⅰではテーマ別に、Ⅱでは特に前2千年期前半の「個別化の傾向」に焦点を当てて説明する予定。
|
2. |
授業の到達目標(Course Objectives) |
|
今、私たちを悩ませている様々な社会矛盾の芽が遠い過去にさかのぼり、それがどのようにして生じたのかを理解してもらいたい。
|
3. |
成績評価方法(Grading Policy) |
|
テストとレポートの成績を総合して評価する。(受講者数により変更の可能性あり。)出席は取らないが評価は非常に厳しいので、特に就職を控えた4年生は十分検討の上受講してほしい。
|
4. |
テキスト・参考文献(Textbooks) |
|
テキストは使用せず、毎回の授業で配布するプリントの中で、随時参考文献を紹介する。
|
5. |
授業時間外の学習《準備学習》(Assignments) |
|
プリントで紹介された参考文献の該当箇所を熟読しておくこと。
|
6. |
学生への要望・その他(Class Requirements) |
|
受講生の多くは、この分野にあまりなじみがないと思われるので、できる限りわかりやすく説明するつもりである。但し、やる気も努力する気もなく、安易に単位だけ取ろうと思っている者は容赦なく落とすので、ご遠慮頂きたい。
|
7. |
授業の計画(Course Syllabus) |
|
授業初日に発表する。
|