1. |
授業の内容(Course Description) |
|
古代史上の重要テーマについて、各自の研究テーマを選び発表。それを中心に全員で討論します。専門論文の読解・批判、重要論点の整理、関連史料の考察など、これまでの授業で得た専門知識・史料読解力を実際に応用してみてください。出席者全員が共通の論文を読み、討論に参加します。
|
2. |
授業の到達目標(Course Objectives) |
|
①古代史上の重要論点を学ぶ。 ②論文を正確に読み、まとめる。 ②自分の意見を発表する力を身につける。
|
3. |
成績評価方法(Grading Policy) |
|
発表(40%)・文献ノート(20%)・出席+意見カード(20%)・討論(20%)を総合評価。試験はありません。3年生には毎回の出席を義務づけます。出席者は全員、必読論文を読んで、文献ノートを提出。討論時は全員が意見を述べ、発表についての評価も行います。人数の関係で発表の機会がなかった場合は、レジュメの提出で発表にかえます。4年生は卒業論文の中間発表でレジュメ提出に替えることも可。やむを得ず欠席した場合も、文献ノートは必ず提出すること。3年生には夏休みのレポート提出をもとめます。
|
4. |
テキスト・参考文献(Textbooks) |
|
テキスト:『山川日本史小辞典』 山川出版社、2001年 参考文献:『日本古代史研究事典』 東京堂出版、1995年。『新視点日本の歴史』2・3、新人物往来社。
|
5. |
授業時間外の学習《準備学習》(Assignments) |
|
毎回、次回のための参考文献を必ずよみ、文献ノートにまとめる。
|
6. |
学生への要望・その他(Class Requirements) |
|
卒業論文で日本古代(平安末まで)を希望する学生は、3年次に古代史の演習(義江または小林)を必ず履修して下さい)。本演習で選んだテーマを卒業論文につなげて発展させることをすすめます。学年を問わず聴講歓迎。 原則として、IとIIを継続履修してください。
|
7. |
授業の計画(Course Syllabus) |
|
【第1回】 ガイダンス。演習のすすめ方。テーマ一覧配布。 【第2回】 レジュメ例配布。発表準備のすすめ方。討論のルールと発表評価の方法。 発表順番表配布。 【第3回】 図書館ガイダンス。次回のための必読論文コピー配布。 【第4回】 必読論文を読んで文献ノート提出(以降の回も同様)。昨年度履修生による模範発表。 【第5回】~【第14回】 ひきつづき、前年度よりの継続履修生から発表開始。発表予定の1週間前に完成レジュメ原稿提出。発表は1回に1人が原則です。司会者は、討論の交通整理をし、最後にまとめてください。未発表者は指定の期日にレジュメ提出。 【第15回】 春期の反省。夏休みにむけて。
|