1. |
授業の内容(Course Description) |
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春学期に引き続き、室町時代の政治と社会に関して、いくつかの論点を取り上げる。秋学期は、嘉吉の乱後の室町幕府政治を中心に考える。 なお史料に慣れ親しむため、関連する史料のコピーを受講者に配付し、その場で指名して読んでもらう。
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2. |
授業の到達目標(Course Objectives) |
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日本中世史研究の現状と課題を認識し、その課題を克服するための思考能力や問題意識を養うことを目標とする。
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3. |
成績評価方法(Grading Policy) |
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出席状況を前提とし、授業への取り組みの姿勢や、最終回テストなどから総合的に評価する。 登録人数の都合により、最終回テストを中止して定期試験を実施する場合もある。
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4. |
テキスト・参考文献(Textbooks) |
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テキストは特に指定しない。参考文献については、授業中に随時紹介する。
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5. |
授業時間外の学習《準備学習》(Assignments) |
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上記の到達目標を達成するためには、全15回の授業に出席することが不可欠である。毎回ノート・配布プリントを見直して、前回までの授業内容をきちんと理解することが、次回の授業を受ける前提となる。また、配布した史料プリントも事前に一読しておくことが望ましい。さらに、紹介した参考文献も積極的に読んで、自らの興味・関心を掘り下げていってほしい。
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6. |
学生への要望・その他(Class Requirements) |
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前年度とは異なるテーマを設定するので、日本中世史の勉強を深めたい学生は連続受講をすすめる。とくに卒業論文で日本中世史を希望する学生は、積極的に受講してほしい。授業内容を板書するので、ノートを用意すること。なお、授業中の私語は厳禁。
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7. |
授業の計画(Course Syllabus) |
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【第1回】 ガイダンス。授業のすすめ方や注意点について。 【第2回】~【第4回】 嘉吉の乱後の管領政治 【第5回】~【第7回】 伊勢貞親の台頭 【第8回】~【第10回】 義政親政の動揺 【第11回】・【第12回】 室町幕府権力の分裂 【第13回】・【第14回】 管領制の「終焉」 【第15回】 まとめとテスト (以上の計画は、授業の展開に応じて変更する場合がある)
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