Web Syllabus(講義概要)

平成23年度

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地理学特殊講義2C- II 三上 岳彦
選択必修  2単位
【史】 11-1-1340-1707-08

1. 授業の内容(Course Description)
 「自然災害」は、地理学の重要なテーマであり、私たちの日常生活とも深く関わっている。自然災害は、その発生原因から二つに大別できる。一つは、地震や火山噴火など、地球の内部や表面に原因があるもので、時には甚大な被害と多数の犠牲者を出す。もう一つは、台風やハリケーン等による暴風や豪雨、あるいは地球規模の異常気象による干ばつや洪水など、地球の大気に原因があるもので、地球温暖化とも密接な関連があると考えられている。
 そこで、この講義では、春学期は「地震・火山災害」、秋学期は「気象災害」をテーマに、過去の自然災害の歴史から具体例を取り上げて、災害の発生原因と災害の実態(被害)、災害への備え等について詳しく解説する。
2.
授業の到達目標(Course Objectives)
 気象災害に関して、豊富な具体的事例による理解の促進と防災意識の向上をめざす。
3.
成績評価方法(Grading Policy)
 授業への出席状況と期末試験の成績から総合的に評価する。カードリーダーで出欠をとる。
4.
テキスト・参考文献(Textbooks)
 テキストは使用しない。毎回プリントを配布する。
5.
授業時間外の学習《準備学習》(Assignments)
 授業時間外の学習としては、予習よりも復習をきちんとすること。配布されたプリントとノートを見直し、講義内容を整理しておくこと。
6.
学生への要望・その他(Class Requirements)
 毎回、「質問・感想・連絡カード」を配布し、授業終了後に回収する。授業には毎回出席し、必ずノートをとること。
7.
授業の計画(Course Syllabus)
【第1回】
 ガイダンス
【第2回】
 気象災害とは何か?
【第3回】
 豪雨災害(その1)
【第4回】
 豪雨災害(その2)
【第5回】
 豪雨災害(その3)
【【第6回】
 豪雪災害
【第7回】
 暴風・竜巻災害(その1)
【第8回】
 暴風・竜巻災害(その2)
【第9回】
 世界の気象災害(その1)
【第10回】
 世界の気象災害(その2)
【第11回】
 世界の気象災害(その3)
【第12回】
 世界の気象災害(その4)
【第13回】
 都市の気象災害(その1)
【第14回】
 都市の気象災害(その2)
【第15回】
 まとめと試験