Web Syllabus(講義概要)

平成23年度

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外国政治史 II 紀平 英作
2群  2単位
【二群】 11-1-1340-2705-02

1. 授業の内容(Course Description)
 アメリカ合衆国は、第二次世界大戦後、日本の政治社会の動向に大きな影響を与えた最も重要な国であり、今日もそうである。その合衆国の歴史をとくに政治史を中心に、独立・建国から二〇世紀の末まで通史として講義する。後期は、20世紀初めの革新主義政治から20世紀の後半、レーガン政権までを論及する。
2.
授業の到達目標(Course Objectives)
 アメリカの政治形態は共和国であること、大統領制をとること、また連邦制度である点など、日本と大きな違いを示している。その歴史的由来を明確にし、あわせて今日までのアメリカの発展を理解することを目標とします。
3.
成績評価方法(Grading Policy)
 学期末に、授業内容に関する試験を行い、成績評価の基本とします。出席状況も重視します。
4.
テキスト・参考文献(Textbooks)
 テキスト:紀平英作編『アメリカ史』山川出版社『世界各国史』(第24巻)山川出版社、1999年刊
5.
授業時間外の学習《準備学習》(Assignments)
 授業時間中に適宜指示する。
6.
学生への要望・その他(Class Requirements)
 講義を聞くだけでなく、授業中に紹介された研究書や、自分でみつけた講義内容に関連する文献を読み、自発的に勉強を進めることを期待します。
7.
授業の計画(Course Syllabus)
【第1回】
 ガイダンスと20世紀アメリカ政治史の概観
【第2回】・【第3回】
 革新主義政治から1912年の大統領選挙におけるウッドロー・ウイルソンの勝利、そして第一次世界大戦参戦までを論じる
【第4回】・【第5回】
 第一次世界大戦と戦後のアメリカを論じる
【第6回】
 繁栄の時代と呼ばれた1920年代のアメリカ政治動向を論じる。
【第7回】~【第9回】
 世界恐慌の発生からニューディールの開始、その展開を論じる。
【第10回】・【第11回】
 第二次世界大戦と戦後のアメリカを論じる
【第12回】・【第13回】
 冷戦と1950年代から60年代のアメリカ政治を論じる
【第14回】
 1970年代から80年代のアメリカ政治の動向を保守主義の台頭として論じる
【第15回】
 まとめと試験を行う。