1. |
授業の内容(Course Description) |
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ヨーロッパの近代史を、16世紀における主権国家体制の成立からはじめ、西欧の海外進出、各国間の対立と競争、市民革命に至る政治変動、その後の国民国家への潮流を中心に、19世紀末まで講義する。同時期の世界史にも触れて、ヨーロッパ近代の展開と世界との関連を考える。
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2. |
授業の到達目標(Course Objectives) |
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近代ヨーロッパの成立過程、また国民国家の形成過程の把握を通して、近代ヨーロッパと世界史の幅広い理解を目指す。
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3. |
成績評価方法(Grading Policy) |
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学期末に、授業内容に関する試験を行い、成績評価の基本とします。出席状況も重視します。
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4. |
テキスト・参考文献(Textbooks) |
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参考文献:エリック・ホブスボーム『二十世紀の歴史』上・下巻、三省堂、1996年刊
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5. |
授業時間外の学習《準備学習》(Assignments) |
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授業中に適宜指示する。
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6. |
学生への要望・その他(Class Requirements) |
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講義を聞くだけでなく、授業中に紹介された研究書や、自分でみつけた講義内容に関連する文献を読み、自発的に勉強を進めることを期待します。
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7. |
授業の計画(Course Syllabus) |
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【第1回】 「転換点としての16世紀」 【第2回】・【第3回】 「始動する近代ヨーロッパの特徴」 【第4回】・【第5回】 「16世紀末から18世紀ヨーロッパの国際関係」 【第6回】・【第7回】 「近世から近代に向けての政治変動」 【第8回】 「ナポレオンの大陸支配が及ぼした影響」 【第9回】~【第12回】 「19世紀のヨーロッパ」 【第13回】・【第14回】 「第一次世界大戦と勃発とその経緯」 【第15回】 まとめと試験を行う。
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