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授業の内容(Course Description) |
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「教育問題」という言葉を聞いたとき、いじめ、不登校、フリーターやニート、少年非行などといった様々な問題を、皆さんは思い浮かべることでしょう。こうした教育問題の現状や原因や歴史などについて、世間で語られていることには、往々にして根拠の希薄な情報が含まれています。居酒屋談義やインターネットはもとより、マスメディアや行政の場や国会で語られていること、そして専門家の語ることですら、大きな間違いや偏りを含んでいることがあるのです。この授業は教育問題をテーマとして取り上げ、様々な情報を批判的に吟味して、根拠と照らし合わせながら検討していく態度の獲得を目指します。前期は文献の購読を、後期は参加者の報告を予定しています。
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2. |
授業の到達目標(Course Objectives) |
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情報を批判的に吟味し、根拠と照らし合わせて検討する態度の獲得。
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成績評価方法(Grading Policy) |
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出席と授業態度(50%)、報告内容(30%)、議論への参加(20%)を総合して判断します。
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テキスト・参考文献(Textbooks) |
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広田照幸他『教育問題はなぜまちがって語られるのか?』(日本図書センター)。その他、授業内で指示します。
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授業時間外の学習《準備学習》(Assignments) |
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文献をあらかじめ読み、意味のわからない用語を調べ、自分の意見を考えておくこと。
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学生への要望・その他(Class Requirements) |
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授業への積極的な参加を重視します。
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授業の計画(Course Syllabus) |
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【第1回】 イントロダクション:文献の紹介と割り当て 【第2回】 報告とディスカッション(1) 【第3回】 報告とディスカッション(2) 【第4回】 報告とディスカッション(3) 【第5回】 報告とディスカッション(4) 【第6回】 報告とディスカッション(5) 【第7回】 報告とディスカッション(6) 【第8回】 報告とディスカッション(7) 【第9回】 報告とディスカッション(8) 【第10回】 報告とディスカッション(9) 【第11回】 報告とディスカッション(10) 【第12回】 報告とディスカッション(11) 【第13回】 報告とディスカッション(12) 【第14回】 報告とディスカッション(13) 【第15回】 報告とディスカッション(14)
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