Web Syllabus(講義概要)

平成23年度

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現代アメリカ社会論 II 高城 和義
選択  2単位
【社会】 11-1-1350-0692-04

1. 授業の内容(Course Description)
 タルコット・パーソンズの理論と活動を手がかりとしながら、現代アメリカ社会の構造と特質について概説する。
2.
授業の到達目標(Course Objectives)
 現代アメリカ社会の特質把握を目標とする。日本社会とアメリカ社会とを比較する力も獲得することを目指す。
3.
成績評価方法(Grading Policy)
 期末試験60%、中間テスト25%、授業中に書いてもらうコメントや疑問、出席15%を基準として評価する。
4.
テキスト・参考文献(Textbooks)
 テキスト:高城 和義『パーソンズとアメリカ知識社会』岩波書店
5.
授業時間外の学習《準備学習》(Assignments)
 あらかじめテキストの該当箇所を読んでおくこと。随時課題を出し、学習していただく。
6.
学生への要望・その他(Class Requirements)
 現代アメリカ社会論Ⅰを履修していることが望ましい。あらかじめテキストを読んだ上で講義に臨むこと。
7.
授業の計画(Course Syllabus)
【第1回】
 自己紹介、講義へのガイダンス、評価方法の説明
【第2回】
 序論 社会変動論入門
【第3回】
 第六章 社会関係学科と統一社会科学運動 一 社会関係学科の創設
【第4回】
 第六章 社会関係学科と統一社会科学運動 二 国立科学財団をめぐる圧力政治
【第5回】
 第七章 冷戦とマッカーシイズム 一 ロシア研究センターの設立
【第6回】
 第七章 冷戦とマッカーシイズム 二 マッカーシイズムとパーソンズ
【第7回】
 第八章 パーソンズ学の展開 一 行為と社会体系の一般理論
【第8回】
 第八章 パーソンズ学の展開 二 パターン変数論からAGIL図式へ
【第9回】
 第八章 パーソンズ学の展開 三 パーソンズ学の展開と「秩序の問題」の解決
【第10回】
 第八章 パーソンズ学の展開 四 新進化論
【第11回】
 第九章 組織人パーソンズと国際的活動 一 アメリカ社会学会での諸活動
【第12回】
 第九章 組織人パーソンズと国際的活動 二 アメリカ文芸・科学アカデミー
【第13回】
 第十章 パーソンズの到達点 一 停年退職
【第14回】
 第十章 パーソンズの到達点 二 人間の条件パラダイム
【第15回】
 総括