Web Syllabus(講義概要)

平成23年度

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社会の変動 I 高城 和義
選択  2単位
【社会】 11-1-1350-0692-05

1. 授業の内容(Course Description)
 現代社会学理論の古典であるマックス・ウェーバーとタルコット・パーソンズを中心としながら、彼らの社会変動論を検討する。そうすることによって、社会変動把握の基礎概念と方法とを学ぶ。
2.
授業の到達目標(Course Objectives)
 社会変動分析のための基礎概念と方法とを修得する。
3.
成績評価方法(Grading Policy)
 期末試験またはレポート70%、授業中に書いてもらうコメントや疑問、出席30%を基準として評価する。
4.
テキスト・参考文献(Textbooks)
 テキスト:高城 和義『パーソンズとウェーバー』岩波書店
5.
授業時間外の学習《準備学習》(Assignments)
 テキストの予習、随時課題を与えて学習していただく
6.
学生への要望・その他(Class Requirements)
 あらかじめテキストを読んだ上で講義に臨むこと。第1回目の授業時に、ガイダンスを行うので、出席すること。
7.
授業の計画(Course Syllabus)
【第1回】
 自己紹介、講義へのガイダンス、評価方法
 の説明
【第2回】
 「はじめに」
 戦後日本社会科学の展開過程とウェーバー、パーソンズ
【第3回】
 序論第一 ウェーバー入門
【第4回】
 序論第二 パーソンズ入門
【第5回】
 「第一章 初期パーソンズにおけるドイツ
 思想の意義」その1
【第6回】
 「第一章」その2
【第7回】
 「第二章 ウェーバー・ペシミズムへの批判」
 「一 官僚制的合理化という視角からの近代
 資本主義把握」
【第8回】
 「第二章」
 「二 『鉄の檻』というウェーバーのペシ
 ミズムへの批判」
【第9回】
 「第二章」
 「三 理念型論批判」
 「四 主意主義的行為理論とウェーバー」
【第10回】
 「第三章 近代社会の不安定性」
 「一 近代社会の緊張の深刻さと不安定性」
【第11回】
 「第三章」「二 ウェーバーとナチズム」
【第12回】
 「第三章」「三 官僚制概念への批判」
【第13回】
 「第三章」「四 ウェーバーと機能主義」
【第14回】
 総括と展望:その1
  ――社会構造論と社会変動論
【第15回】
 総括と展望:その2
  ――社会変動論の課題