Web Syllabus(講義概要)

平成23年度

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広告ビジネス論 神郡 克彦
選択  2単位
【社会】 11-1-1350-1722-03

1. 授業の内容(Course Description)
 日本の国内総生産(GDP)に対する日本の広告費の比率は、過去10年1.14から1.22のレンジで変動している。金額ベースでは、日本のGDP約500兆円、日本の広告費約6兆円(2009年実績)。戦後の日本経済の高度成長に伴い広告産業の果たした役割は大きい。
 グローバリゼーションの進展、IT技術の革新、消費の成熟化は広告産業に構造的変化をもたらしつつある。21世紀に入りその変化はますます加速されている。講義は、広告業を中心に俯瞰し広告周辺関連業界の現状と将来につき把握する。
2.
授業の到達目標(Course Objectives)
 講義を通し広告ビジネスの内容を理解し習得する。
3.
成績評価方法(Grading Policy)
 期末試験(80%)、授業参加(20%)により総合的に評価する。テキスト、ノートの持込可。
4.
テキスト・参考文献(Textbooks)
 『実践マーケティング・コミュニケーションズ』電通学友会編(電通)、講義時配布資料
5.
授業時間外の学習《準備学習》(Assignments)
 ・指定した教科書を事前に読んでおくこと。
 ・授業終了後に課題についてのレポートを作成すること。
6.
学生への要望・その他(Class Requirements)
 広告、宣伝、コミュニケーションに興味のある学生が望ましい。
7.
授業の計画(Course Syllabus)
【第1回】
 授業計画、方法のイントロダクション
【第2回】
 広告産業論の領域と定義
【第3回】
 戦後日本経済の発展と広告業界
【第4回】
 日本の広告費の変化
【第5回】
 世界主要各国の広告費の潮流
【第6回】
 広告会社のビジネス領域
【第7回】
 アカウントサービス部門の役割
【第8回】
 マーケティング・リサーチ部門の役割
【第9回】
 クリエーティブ部門の役割と広告表現
【第10回】
 媒体部門の役割とメディアの変化
【第11回】
 セールスプロモーション部門の役割とOOH
【第12回】
 イベントの種類と経済波及効果
【第13回】
 ソーシャルメディアの進展
【第14回】
 広告ビジネスの将来と求められる資質
【第15回】
 全体の総括と期末試験