Web Syllabus(講義概要)

平成23年度

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メディア文化論 I 田村 哲夫
選択  2単位
【社会】 11-1-1350-1800-01

1. 授業の内容(Course Description)
 社会におけるマスメデイアの機能、具体的にはマスコミが政治、経済、社会に果たしている作用の現状やマスコミの歴史を学び、それとの接し方を学ぶことを通じ①民主主義社会の構成員としての基本的な判断能力を涵養する②マスコミ就職希望者には受験に有利になる知識、技術などを習得させることでその準備に役立たせる③マスコミ以外の分野への就職にも優位な立場を目指す―などを目的とし、資料を添えた講義方式で展開する
 とりわけ、政治権力の成立とマスコミの関係に重点を絞り、マスコミの過去の失敗例を具体的に検証し、国民のレベルとマスコミの質の関係に理解を深めるよう工夫しつつ進める
2.
授業の到達目標(Course Objectives)
 マスコミの機能に関する包括的な知識を身につけることで、政治参加における基本姿勢を習得し、同時にマスコミで活動する意義を理解し、意欲を高めさせる。その受験に必要な知識も可能な限り習得させる
3.
成績評価方法(Grading Policy)
 期末試験の結果に、授業中適宜行う小試験の結果を加味し、判定する。
4.
テキスト・参考文献(Textbooks)
 通年使用のテキストは無い。必要に応じ、授業中に提示する
5.
授業時間外の学習《準備学習》(Assignments)
 一般紙 (全国紙が望ましい )を全ページ毎朝読む努力をし、習慣化する。最初は見出しだけでもチェック、順次全文を読む。理解困難な内容は家族、友人、知人に尋ねたり、事典で調べたりする。なお不明な内容は授業時間に質問する。2紙比較出来れば更に望ましい。
6.
学生への要望・その他(Class Requirements)
 特になし
7.
授業の計画(Course Syllabus)
【第1回】
 講座の目的
【第2回】
 メデイアとは何? マスコミとは何?
【第3回】
 マスコミの機能と権力の関係
【第4回】
 民主主義とマスコミ
【第5回】
 「表現の自由」について
【第6回】
 「ニュース・バリュー」とは何か
【第7回】
 日本のマスコミの現状 その1
【第8回】
 日本のマスコミの現状 その2
【第9回】
 新聞を読む―政治を理解しよう
【第10回】
 新聞を読む―経済を理解しよう
【第11回】
 新聞を読む―社会・文化を理解しよう
【第12回】
 新聞とテレビの類似点 相違点
【第13回】
 新聞社で働く
【第14回】
 テレビで働く
【第15回】
 纏め 試験