Web Syllabus(講義概要)

平成23年度

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実験心理学研究法 II 實吉 綾子
選択  2単位
【心理】 11-1-1360-1762-04

1. 授業の内容(Course Description)
 実験心理学研究法 Iで学んだ技術、知識をベースとして、自ら実験を計画し、実施することを目的とする。グループで実験テーマを選択し、実験計画の立案、実験刺激、実験プログラムの作成、実験の実施とデータ収集、データの解析といった一連の心理学実験を実際に行う予定である。
 またMATLABのクローンソフトである Octaveを利用して、より本格的な心理学実験プログラムの作成方法を学ぶ予定である。
2.
授業の到達目標(Course Objectives)
 実際に心理学実験の実験計画をたて、実験の準備や実施、データの収集と解析を実験者として自らの手で行うことで、心理学における実験の概念や技術を自分のものとすることを目標とする。
3.
成績評価方法(Grading Policy)
 出席状況と課題提出状況によって評価する。
4.
テキスト・参考文献(Textbooks)
 適宜指示する。
5.
授業時間外の学習《準備学習》(Assignments)
 刺激作成やプログラミングなど、実験の準備のために授業時間外での作業が必要となる場合がある。
6.
学生への要望・その他(Class Requirements)
 実験心理学研究法 Iを受講していることを前提とする。実習的な授業となるため、受身ではなく積極的に作業に関わっていくことが求められる。なお3年次の特殊実験演習において基礎心理学コースを希望するものは必ず受講すること。
7.
授業の計画(Course Syllabus)
【第1回】
 オリエンテーション・実験テーマについての説明
【第2回】
 実験テーマならびにグループ決定
【第3回】
 実験テーマの理解
【第4回】
 実験計画書作成(1)
【第5回】
 実験計画書作成(2)
【第6回】
 実験刺激と実験プログラムの作成(1)
【第7回】
 実験刺激と実験プログラムの作成(2)
【第8回】
 実験刺激と実験プログラムの作成(3)
【第9回】
 実験刺激と実験プログラムの作成(4)
【第10回】
 実験実施(1)
【第11回】
 実験実施(2)
【第12回】
 データ解析(1)
【第13回】
 データ解析(2)
【第14回】
 研究報告書の作成・研究発表準備
【第15回】
 研究報告発表会