Web Syllabus(講義概要)

平成23年度

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心理学研究法 I 繁桝 算男
必修  2単位
【心理】 11-1-1360-1818-06

1. 授業の内容(Course Description)
 心理学は、データを大事にする学問である。すなわち、心理学では、単なる思弁ではなく、実験や調査によってデータを収集し、そのデータによって理論を検証する。この授業では、データをどのように収集するか、また、得られたデータをどのように記述するかについて学ぶ。データから一般的な結論を得るための方法、すなわち、統計的推論の方法については、秋期に学ぶことになる。
2.
授業の到達目標(Course Objectives)
 心理学でよく使われる方法の意義を理解し、使いこなせるようにする。
3.
成績評価方法(Grading Policy)
 期末テストによる。
4.
テキスト・参考文献(Textbooks)
 教科書:繁桝算男、大森拓哉、橋本貴光 『心理統計学』培風館
5.
授業時間外の学習《準備学習》(Assignments)
 各授業で簡単な課題が出る。授業中に問題を解ければそれでよいが、解けなかった場合は必ず自宅で復習し、理解して次の授業に臨むこと。
6.
学生への要望・その他(Class Requirements)
 統計学は積み重ねが大事である。欠席すると理解が追いつかない可能性が高くなる。なるべく毎回出席すること。
7.
授業の計画(Course Syllabus)
【第1回】
 イントロダクション
【第2回】
 統計グラフ
【第3回】
 代表値の計算
【第4回】
 散布度の計算
【第5回】
 標準得点
【第6回】
 分割表
【第7回】
 相関係数
【第8回】
 相関係数
【第9回】
 中間まとめ
【第10回】
 回帰分析(1)
【第11回】
 回帰分析(2)
【第12回】
 心理尺度の作り方(1)
【第13回】
 心理尺度の作り方(2)
【第14回】
 まとめと統計的推論の考え方(1)
【第15回】
 まとめと統計的推論の考え方(2)