1. |
授業の内容(Course Description) |
|
私たちが日常的に体験している対人関係やそれに関わる対人関係行動はどのような形で私たちの社会生活を支えて(もしくは妨害して)いるのでしょうか。この講義では身近なコミュニケーション行動について整頓し、「当たり前」と思っていることについて立ち止まって考える場を提供したいと思います。 授業ではコミュニケーションに関わる知見を広く紹介し、テーマ毎に自分で考える機会を設けます。加えて、受講者には講義内容に関連した発表を1回以上担当していただきます。講義や発表を基にして議論を行います。また、実際のやりとりを経験するロールプレイングやレクリエーションワークも適宜行う予定です。
|
2. |
授業の到達目標(Course Objectives) |
|
人と人が関わるのにはどのような形があるのかについて知識を身につけ、自分自身や相手との関係にとって良好なコミュニケーションとは何かを、「良好」という意味への検討も含めて考える機会を重ね、普段私たちが何気なく経験していることを改めて問い直し、深く多角的に考察する力を身につけることを目指します。身近なテーマを予定していますので、議題に対して自由に考える力を養うことがねらいです。またワークに参加して、人とのやり取りを行っている正にその時、「自分自身は何を感じるのか」について自覚し検討する経験を得ることも目標としています。
|
3. |
成績評価方法(Grading Policy) |
|
講義中に指定する課題(発表及び議論、コミュニケーションに関わる簡単なワーク、ショートレポート等)と試験の得点 80%、出席率を含めた受講態度 20%
|
4. |
テキスト・参考文献(Textbooks) |
|
講義中に適宜ご紹介します。
|
5. |
授業時間外の学習《準備学習》(Assignments) |
|
〈予習〉講義中に出された課題があれば、取り組んで下さい。シラバスを見て、興味を持ったテーマがあれば予め関連する文献などを読んでおいて下さい。 〈復習〉講義中に取り上げられた議題について、関連する文献や日々のエピソードなどから、自分自身の考えをまとめる練習をして下さい。
|
6. |
学生への要望・その他(Class Requirements) |
|
講義中は、ワークや議論への積極的な参加が求められます。また、上述した通り、一回以上の発表を担当して下さい。講義中、短いレポート(感想等)の提出を求めることもあります。その他詳細は講義中に指示します。
|
7. |
授業の計画(Course Syllabus) |
|
【第1回】 オリエンテーション/発表の担当決めなど 【第2回】 人間の社会性 【第3回】 発表とディスカッション1 【第4回】 嘘・欺瞞 【第5回】 発表とディスカッション2 【第6回】 社会的スキル 【第7回】 発表とディスカッション3 【第8回】 情動表出 【第9回】 発表とディスカッション4 【第10回】 情動知性 【第11回】 発表とディスカッション5 【第12回】 恋愛と結婚 【第13回】 発表とディスカッション6 【第14回】 まとめ/フリーディスカッション 【第15回】 試験と解説 ※受講者数に応じて変更することもあります。
|