1. |
授業の内容(Course Description) |
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実験や調査を行う研究においては、得られたデータを適切に分析し、解釈することが必要となる。本講義では、心理学を研究する際のデータの位置づけや役割を明確にし、研究に必要なステップを学ぶ。その後、データ解析に用いられている統計ソフトウェア(SAS)を用いて、データとの付き合い方を身に着けるとともに、収集したデータを分析し、解釈するための基礎知識を習得する。
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2. |
授業の到達目標(Course Objectives) |
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心理学におけるデータの重要性を理解し、自らの力でデータを分析できるようになることを目標とする。
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3. |
成績評価方法(Grading Policy) |
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出席(20%)、課題提出(80%)
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4. |
テキスト・参考文献(Textbooks) |
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テキストは指定せず、プリントを配布する。参考文献は適宜紹介する。
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5. |
授業時間外の学習《準備学習》(Assignments) |
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授業時間内で扱うだけではSASを使いこなせるようにはならない。以下のことを積極的に行ってほしい。 ・心理統計の基礎知識を復習する。 ・授業内で扱うプログラミングの予習と復習をする。 ・計算機室(11号館1階)にて課題をする。
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6. |
学生への要望・その他(Class Requirements) |
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使用できるコンピュータの台数に合わせて、受講者数を制限する可能性がある。初回の授業には必ず出席すること。
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7. |
授業の計画(Course Syllabus) |
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【第1回】 導入、心理学とデータ解析、SASとは何か 【第2回】 心理学の研究方法と統計1 【第3回】 心理学の研究方法と統計2 【第4回】 データの読み込み1 【第5回】 データの読み込み2 【第6回】 データの加工1 【第7回】 データの加工2 【第8回】 データの加工3 【第9回】 基本的な統計量1 【第10回】 基本的な統計量2 【第11回】 図表の作成1 【第12回】 図表の作成2 【第13回】 共分散と相関係数1 【第14回】 共分散と相関係数2 【第15回】 研究計画と分析
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