Web Syllabus(講義概要)

平成23年度

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心理データ解析法 II 大江 朋子
選択  2単位
【心理】 11-1-1360-2703-04

1. 授業の内容(Course Description)
 心理データ解析法 I に続き、心理学でよく使われる分析方法を学ぶ。分析方法の内容を理解するだけでなく、それを実践するスキルを習得することを目的とし、研究計画、実施、データ分析、そして考察といった研究一連の流れを訓練する。心理データ解析法 I と同様、ここでも統計ソフトウエア(SAS)を用いる。
2.
授業の到達目標(Course Objectives)
 心理学研究における主要な分析方法を理解し、統計ソフトウェアを用いて独力で分析するための力を身につける。
3.
成績評価方法(Grading Policy)
 出席(20%)、課題提出(80%)
4.
テキスト・参考文献(Textbooks)
 テキストは指定せず、プリントを配布する。参考文献は適宜紹介する。
5.
授業時間外の学習《準備学習》(Assignments)
 授業時間内で扱うだけではSASを使いこなせるようにはならない。以下のことを積極的に行ってほしい。
 ・心理統計の基礎知識を復習する。
 ・授業内で扱うプログラミングの予習と復習をする。
 ・計算機室(11号館1階)にて課題をする。
6.
学生への要望・その他(Class Requirements)
 心理データ解析法 I を履修済みであること、また、心理統計の基礎的な知識(相関、t検定、分散分析など)があることを前提とする。使用できるコンピュータの台数に合わせて、受講者数を制限する可能性がある。初回の授業には必ず出席すること。
7.
授業の計画(Course Syllabus)
【第1回】
 導入、分析の種類
【第2回】
 標本から母集団を推測する
【第3回】
 統計的仮説検定
【第4回】
 t検定とは
【第5回】
 t検定をしよう1
【第6回】
 t検定をしよう2
【第7回】
 分散分析とは
【第8回】
 一要因の分散分析をしよう
【第9回】
 二要因の分散分析をしよう
【第10回】
 回帰分析とは
【第11回】
 単回帰分析をしよう
【第12回】
 重回帰分析をしよう
【第13回】
 因子分析とは
【第14回】
 因子分析をしよう1
【第15回】
 因子分析をしよう2