Web Syllabus(講義概要)

平成23年度

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Grammar I 今関 雅夫
必修  1単位
【外国語】 11-1-1410-0071-03

1. 授業の内容(Course Description)
 基本的な文法事項を習得したうえで、TOEICや実用英検なども視野に入れて、さらなる4技能(reading, listening, speaking, writing)の向上に結びつけることを目的とします。
 具体的に学習すべき文法事項としては
*品詞の分類(日本語との違いなど) *文の構造と文型(文の構成要素(主語・動詞・目的語・補語)の理解など) *自動詞と他動詞 *時制(現在・過去・未来、進行形・完了形) *能動態と受動態 *不定詞・動名詞・分詞 *助動詞 *前置詞 *形容詞・副詞(修飾と叙述、比較と最上級など) *冠詞と名詞 *文の接続(長い文の場合、文の区切りや接続を間違えると大変なことになります) *関係詞 *仮定法 *句動詞
 などとなる予定です。(順不同)
 授業においては、教員からの解説だけではなく、練習問題を通じての学習もあります。練習問題には、穴埋め、書き換えなどの文法問題だけではなく長文の読解や作文、会話など文法を実際に活用して使用する問題もある程度含まれることとなるでしょう。また、TOEICの各パートに即した会話対応聞き取り問題、 文法問題にも随時取り組んでいきます。
 毎回の授業への出席、予習・復習は、当然のこととして要求されます。授業時間だけでは練習問題が不足すると判断されたときには小テスト、宿題、E-learning学習などが課されることにもなります。
2.
授業の到達目標(Course Objectives)
 英語を運用する上で必要な英文法をあらためて確認し、reading, listening, speaking, writing の4技能を大学生として総合的に学習し、実用化できるようにまとめ上げることを授業の目的とします。その結果として、実用英語検定やTOEICなどにおける成績の向上を目指します。
3.
成績評価方法(Grading Policy)
 平常点(出席、授業への参加度、小テスト)(50%)
 学期末試験(50%)
4.
テキスト・参考文献(Textbooks)
 Raymond Murphy 著:『Grammar in Use』Cambridge University Press
5.
授業時間外の学習《準備学習》(Assignments)
 ・練習問題が多い教科書を使用しますので、予習として、教科書の説明を事前に読み、練習問題を解答して授業に臨んでください。
 ・授業内容に係わる小テストを実施するので、復習も必ずしてください。
6.
学生への要望・その他(Class Requirements)
 glamour (魅力、魔法)という語は grammar (文法)という語から生まれました。文法が分かれば、そして辞書があれば、未知の言語の文の意味や内容が分かります。「文法」は知らないことばの謎を解く「魔法」のようなものです。こんな観点からもう一度、英文法に取り組みましょう。
 出席を重視します。遅刻・欠席は極力しないようにしてください。
 また、辞書を持参してください。
7.
授業の計画(Course Syllabus)
 1年間、30回の授業で120以上のユニットをカバーしなければならないので、1回の授業で4から5ユニット進みます。ですので、練習問題は予習してきているものとして進めます。
【第1回】
 Orientation
【第2回】~【第6回】
 時制
【第7回】
 小テスト
 助動詞
【第8回】
 助動詞
【第9回】
 仮定法
【第10回】
 能動態と受動態
【第11回】
 小テスト
 話法
【第12回】
 疑問文
【第13回】
 動名詞と不定詞
【第14回】
 分詞
【第15回】
 まとめと学期末試験