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授業の内容(Course Description) |
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実際に使える、生きたニューヨーカーの日常会話の英語とビジネスの世界の実務的な英語とを学ぶ授業です。 アメリカ映画『プラダを着た悪魔(The Devil Wears Prada)』(アン・ハサウェイ、メリル・ストリープ主演)の脚本の対訳本をテキストにして、毎回少しずつ映画を観ながら、この大ヒット映画で使われているアメリカの実用英語を学びます。 映画の中で使われている役に立つ表現、便利な表現、知っていると会話や仕事で使える表現を含むセリフを授業中にクラス全員で声に出して朗読し、復唱し、その場で暗記してもらいます。(この映画にはファッション業界の専門用語も多数使われていますが、そういう難しいセリフは基本的に無視します。) 英文を復唱し、そのセリフを覚える際は、テキストは閉じてもらいます。英文を目で読むのではなく、耳から音で理解し、覚える(learnする)ようにしてもらいます。テキストで3行から5行ほどの長いセリフも覚えてもらいます。
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授業の到達目標(Course Objectives) |
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生のビジネス英語を聞き取り、理解し、実際にそれを覚えて使えるようにすることが目標です。映画の主人公になったつもりでカッコよく映画のセリフが言えるようになってください。
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成績評価方法(Grading Policy) |
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毎回出席すること。平常点40点。学期半ばと学科末の2回の単語テスト(10点 + 10点 = 20点)。期末テスト(持ち込み不可。セリフの和文英訳。40点)。
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テキスト・参考文献(Textbooks) |
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『プラダを着た悪魔』(スクリーンプレイ)
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授業時間外の学習《準備学習》(Assignments) |
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毎回、テキストはゆっくりと英文で1・2ページ進みますから、かならず各自予習して、セリフの意味と単語の意味を事前にしっかり理解してきてください。 テキストは語注のついて対訳本ですから授業中は英語を話して覚えることに集中します。宿題として、前回の授業で覚えたセリフをいくつか暗唱して毎回授業に臨んでもらいます。
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学生への要望・その他(Class Requirements) |
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(春学期からの継続です。春学期にこの授業を履修しなかった人も履修できます。) この実務英語の授業は、TOEIC 700点(あるいは800点)以上のレベルを目指す人が対象です。(ただし、ファッションにはまったく関心がなくても全然OKです。) 授業は基本的に英語を使って進めます。英語で映画の内容を説明し、いろいろ質問して、確認していきます。履修者には積極的に英語で質問に答え、発言してもらいます。毎回出席していても、黙っている人には単位は出ませんから注意してください。
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授業の計画(Course Syllabus) |
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開講時に指示します。(春学期からの継続です。)
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