1. |
授業の内容(Course Description) |
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Iaでやりのこした幾つかの項目(家族主義以下の項目)を講義した後、下記の内容に移ることにします。 昨今感じたことは受講者諸君が近代中国(この場合、清朝末から中華人民共和国成立までの意)の歴史や社会についてあまり知識を持っていないということです。現代中国は言うまでもなく近代中国の延長にのっているわけで、良くも悪くも近代から継承してきているものがあります。それらを把握することなしに、中国社会の勉強が真に完了することはないし、それへの理解が深まることはないでしょう。そういうわけで、後期は、「近代中国の歴史と社会」と銘打って講義を行います。
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2. |
授業の到達目標(Course Objectives) |
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近代中国の歴史と社会に関する知識を増やし、そのうえで現代中国社会へのより広く深い知見を持っていただきたいと考えています。
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3. |
成績評価方法(Grading Policy) |
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平素の課題(5を参照)の結果と期末試験の成績で評価します。 出席点はありません。 成績が不良な受講者に対する救済措置はありません。 課題50%、期末試験50%。
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4. |
テキスト・参考文献(Textbooks) |
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特にありません。 授業中にプリントを配布します。
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5. |
授業時間外の学習《準備学習》(Assignments) |
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適当な時期に授業内容に関する練習問題を与え、解答してもらいます。練習問題の中から数問を選んで期末試験に出題します。期末試験は持ち込み不可です。
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6. |
学生への要望・その他(Class Requirements) |
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中国の歴史と社会に関心のある学生を求めます。 授業中に配布されるプリントには敢えて空欄にした箇所があります。授業にしっかり出席して空欄を埋めるよう努力して下さい。
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7. |
授業の計画(Course Syllabus) |
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【第1回】 授業ガイダンス 【第2回】 アヘン戦争(西欧列強との衝突) 【第3回】 太平天国 【第4回】 第2次アヘン戦争 【第5回】・【第6回】 洋務運動・変法運動(近代日本との接触) 【第7回】 義和団運動 【第8回】・【第9回】 立憲運動・革命運動 【第10回】 辛亥革命・中華民国成立 【第11回】・【第12回】 中国の混乱 【第13回】~【第15回】 日華の対立(満州事変・日中全面戦争) 第15回目の後半に期末試験を実施します。
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