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授業の内容（Course Description） |
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前期に引き続き、このセミナーは、アメリカ文学を読み、人種、階級、ジェンダーなどの観点から分析する方法を学ぶ。具体的には、後期にHarper LeeのTo Kill a Mocking Bird を予定している。この作品は、無実の罪を着せられた黒人青年の弁護をする白人弁護士の物語を子供の視点から描いている。１９３０年代のアメリカを舞台に、大恐慌下の南部アラバマ州における貧困問題、人種問題などを扱い、１９６１年にピューリツァー賞を受賞、１９６２年に映画化された。原作、映画、翻訳などを通して、文学とその時代背景を理解していきたい。個人、グループ発表とディスカッションをメインに授業を進める。また、原作の一部を英語で読み、アメリカ南部英語の特徴を理解してもらい、英語読解力の向上を図りたい。
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| ２． |
授業の到達目標（Course Objectives） |
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アメリカ文学の中で、人種問題、貧困問題などがどのように表象されたかについて考察しながら、文学作品を読み解く方法を学ぶ。
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| ３． |
成績評価方法（Grading Policy） |
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口頭発表・クラスでの発表やディスカッションへ参加状況および期末レポートによる総合評価。
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| ４． |
テキスト・参考文献（Textbooks) |
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Harper Lee. 『To Kill A Mocking Bird』(Grand Central Publishing, 1988).
菊池重三郎『アラバマ物語』（暮しの手帖社、1984).
アラバマ物語 (ユニバーサル・ザ・ベスト:リミテッド・バージョン)(DVD)
(テキスト、参考書は教室で指示する。プリント資料を用意し、随時配布する）
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| ５． |
授業時間外の学習《準備学習》（Assignments） |
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１．授業で扱う原作と関連する資料を予習する上で授業に臨むこと。
２．予定として、口頭発表と期末ペーパーが課される。学生には授業で配布した資料を通読してもらう上で、図書館の指定図書などを使い関連資料をリサーチしてもらいたい。
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| ６． |
学生への要望・その他（Class Requirements） |
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アメリカ文学、文化研究などに興味を持っていて、更に英語読解力を上達させたい学生にぜひこの作品を読んでもらいたい。授業中の睡眠、私語、携帯を厳禁とする。
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| ７． |
授業の計画（Course Syllabus) |
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【第１回】
Introduction
Nelle Harper Lee's Life and Times
【第２回】～【第4回】
1930s and Racial Climate in the Deep South
【第5回】～【第12回】
Reading To Kill a Mocking Bird (Presentations)
【第13回】～【第14回】
Reception and Reviews
【第15回】
Preparation for term papers
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