| １． |
授業の内容（Course Description） |
|
親和力：
協働力：
統率力：
感情制御力：△
自信創出力：
行動持続力：△
課題発見力：○
計画立案力：△
実践力：△
創造力：△
大学４年生の就職内定率（10年12月現在）は68.8％、３人に１人は就職が決まっていない。凍りつくような厳しい就職環境が続いている。この授業での課題はとにかく正社員としての内定を取り付けること。そのための業界・企業研究を進めたい。
大学卒業後、定年までほぼ40年間を働くことになる。その進路を決めるのがキャリアデザインだ。
キャリアとは職業のこと、働く経験をどう積み重ねるかが重要だ。生涯一企業といった雇用体系は崩れ始めている。新卒で５年間社会人としての経験をすれば転職への道も開けてくる。キャリアアップを目指す環境が日本でもできつつある。若い世代を中心に男女共働きが常態化している。
職業と業界をどう選択して自分の夢の実現に向けて進めるか。どんな業界、企業で仕事がしたいか。何を将来の仕事として働きたいかの情報をできる限り集める。映像、新聞、経済情報誌など素材を収集しての最前線の働く現場を紹介する。職業と業界のあり方を考えB５一枚のレポート（出席カード扱い）を毎回ボールペンか万年筆で書くことが条件。就活に必要な公式文書はボールペンか万年筆が原則。その練習になる。B５レポートは毎回読んで添削し採点後、まとめて返却するため履修者は150名限定で。１、２回のレポートで選考後、履修者を発表。
キャリアサポートセンターとも連携を強め、帝京大学新宿サテライトオフィスの活用を強化していく。
|
| ２． |
授業の到達目標（Course Objectives） |
|
「職業と業界」の基礎知識を学ぶ。キャリアデザインづくりに必要な情報を取得する。
就職活動における基本的な知識を伝える。「自己分析」「自己PR」「履歴書」「エントリーシート」「面接対処法」など。自分流のキャリアデザインを組み立てる。
|
| ３． |
成績評価方法（Grading Policy） |
|
毎回提出するB5一枚のレポートが授業での評価に、全体の60％のウエイトで。
期末テストで40％の評価。出席点も加味して総合評価。
毎回、キーワードを出題、ツイッター方式で120～140文字でつぶやき（解説）を書く。
「企業訪問報告用紙」「来社証明書」などの提出で就活を側面支援。
|
| ４． |
テキスト・参考文献（Textbooks) |
|
『業界地図 最新ダイジェスト』高橋書店
『会社のことよくわからないまま社会人になった人へ』池上彰 海竜社
『週刊ダイヤモンド』『週刊東洋経済』
|
| ５． |
授業時間外の学習《準備学習》（Assignments） |
|
新聞を読むことで業界や企業の情報を入手する。
経済動向の特集をテレビの情報番組でチェックする。
経済情報誌などで業界の最新情報を確認する。
OBOG訪問やインターンシップで社会人としての心構えを知る。
|
| ６． |
学生への要望・その他（Class Requirements） |
|
TA（ティーチングアシスタント）制度を導入。希望者からTAを４～６名指名。
教員と学生がコミュニケーションをとり授業が円滑に進むようにお互いに協力し合い努力する。
授業開始後には教室の後扉を施錠。10分までは前扉から入室可。
「遅延証明書」提示の場合、または特別の事情のある場合は前扉から。
短時間に与えられたテーマのレポートをボールペンでまとめる力が身につく。
|
| ７． |
授業の計画（Course Syllabus) |
|
【第１回】
「就職難をぶっ飛ばせ！」 CD（キャリアデザイン）とは何か
【第２回】
2011就職の神様 就活カレンダー
【第３回】
サラリーマンとは１ 草食系か肉食系か
【第４回】
サラリーマンとは２ 営業が会社を支える エゴグラム
【第５回】
自動車業界（電気自動車） 若者のクルマ離れ
【第６回】
金融業界（銀行、証券、保険） 金融ビジネス
【第７回】
食品業界（調味料、即席めん） フードビジネス
【第８回】
公務員への挑戦１ 地方公務員、教員
【第９回】
公務員への挑戦２ 警察官、消防官、自衛官
【第10回】
エンターテインメント業界 スポーツビジネス
【第11回】
流通業界（百貨店、コンビニ） 商社とスーパー アウトレット
【第12回】
住宅業界（マンションほか） エコロジー
【第13回】
日本脱出、海外へ行こう 中国かインドか
【第14回】
ピアサポート（内定確保の学生によるパネルディスカッション）
【第15回】
自己アピールの仕方 １分間スピーチ 脱マニュアル宣言
※各テーマは変更される場合もあります。
|
