Web Syllabus(講義概要)

平成23年度

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基礎中国語 V 劔重 依子
必修  1単位
【外国語】 11-1-1500-0666-03

1. 授業の内容(Course Description)
 この授業は中国語のアルファベットからスタ-トする中国語の基礎を学ぶ授業です。まず、中国語特有の言語特性や面白さ、難しさなどを理解し、中国語独特の音声記号であるピンインと四声を学びます。発音のコツをしっかり身に付けた後、基礎文法を学びながら、簡単な挨拶などのやり取りを行います。また、レベルに合わせた「聞く」「話す」「読む」「書く」といった四つの能力を融合させた反復応用に重点を置き、中国語の基礎能力を高めていきます。一方、適宜実施する視聴覚教材などを活用した講義により、中国の文化・習慣に対する認識も深めていきます。
 授業中に、ビテオ映像や音声テ-プを教材として活用していきます。
2.
授業の到達目標(Course Objectives)
 この授業では、すべての基本となる発音の習得が最大の目標です。
 中国語の「発音」を完全にマスタ-し、前期レベルに合う「語彙」「文法」「文型」といった重要な基本知識についてしっかり習得することを目指します。
 簡単な挨拶と日常会話を、口と耳を使って徹底的にトレ-ニングします。
 特に実践的、応用的な訓練方法を取り入れることで、その場で覚えることを狙います。
 気軽に楽しく、中国語という言語の門に入ってもらえるよう授業を工夫します。
3.
成績評価方法(Grading Policy)
 授業の出席率を重要視します。出席&積極的な態度+宿題・小テスト(40%)+期末試験(60%)の配分で評価します。
4.
テキスト・参考文献(Textbooks)
 『日中いぶこみ広場』朝日出版社  相原 茂(他) 編著
  補充教材とプリントを配布
5.
授業時間外の学習《準備学習》(Assignments)
 言語習得は練習を繰り返し行なうことが肝心で、毎回の授業前に30分~1時間の復習、予習をするだけで、まったく効果が違ってくることを信じてください。必ず単語とフレ-ズは声に出して50回以上練習して来てください。自分の発声は自分の耳で聞き、自分の脳に信号を送ることで記憶させることが中国語を上達させる早道です。また、授業以外にもテキストに備えられたCDを繰り返し聞くように心掛けましょう。毎回単語と重要フレ-ズをチェックしますので、必ず暗記して下さい。
6.
学生への要望・その他(Class Requirements)
 語学は楽しみながら勉強する姿勢が大切で、それが上達への早道です。授業中には必ずノートを取るなど、積極的に授業に取り組む姿勢が大切です。
 授業中の私語は厳禁です!! 
 下記の授業計画は目安であり、皆さんの達成度にあわせて調整していきます。
7.
授業の計画(Course Syllabus)
【第1回】
 ガイダンス(授業の進め方)
 中国と中国語について
【第2回】
 発音の基礎 単母音;子音(1)
【第3回】
 発音の基礎 子音(2);複合母音
【第4回】
 発音の基礎 声調及び音声変化   
【第5回】
 総合練習と小テスト
【第6回】
 名前の言い方;“是”の構文;人称代名詞
【第7回】
 助詞“的”の用法; 疑問詞代名詞
【第8回】
 場所指示代名詞;動詞述語文
【第9回】
 連動文;副詞の用法
【第10回】
 形容詞述語文;反復疑問文
【第11回】
 所有を表す“有”と存在を表す“有”
【第12回】
 年齢の言い方;比較の言い方
【第13回】
 助動詞;数字の言い方
【第14回】
 過去の経験を表す
【第15回】
 総合復習 期末テスト