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授業の内容(Course Description) |
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しばしば日本と中国は「一衣帯水」の隣国とその関係の深さが語られる一方、実際にはその文化的相違は決して小さなものではない。本講義では現代中国文化の諸側面を通じ、文化と政治・社会の関係を理解し、より深く中国を知り、つきあっていくための契機としたい。
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2. |
授業の到達目標(Course Objectives) |
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今後ますます関係が深まる現代中国に対し、摩擦が予想される諸局面の背景と発想への理解を深めることで、より円滑な交流と関係について考える機会を提供する。
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3. |
成績評価方法(Grading Policy) |
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期末試験(100%)により評価する。出席状況も参考にする。
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4. |
テキスト・参考文献(Textbooks) |
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教科書はとくに指定しない。授業に必要な参考資料は適宜プリントを配布し、関連文献はその都度紹介する。 授業全般の理解を助ける参考文献として 『現代中国の社会とくらし』姜波ほか、大学教育出版、2010年 及び『中国人の心理と行動』園田茂人、NHKブックス908、2001年を挙げる。
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5. |
授業時間外の学習《準備学習》(Assignments) |
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講義で紹介する内容について、適宜紹介する関連文献を図書館の活用等を通して自主的に読み、理解を深めることが望ましい。
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6. |
学生への要望・その他(Class Requirements) |
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各自関心を持った事柄については図書館の活用等を通し自主的な学習を期待する。なお、講義中は私語を慎むこと。
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7. |
授業の計画(Course Syllabus) |
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【第1回】 イントロダクション 【第2回】 文化とは何か? 【第3回】 行政と政策 【第4回】 教育とその現状 【第5回】 都市と農村 【第6回】 親族と人間関係 【第7回】 20世紀中国社会史 【第8回】 中国「伝統」社会 【第9回】 「中国的」生活感覚の諸相 【第10回】 「中国的」気質の諸側面 【第11回】 「中国的」行動とその背景 【第12回】 「中国的」思想 【第13回】 「中国的」スタンダードのグローバル展開 【第14回】 以上のまとめ 【第15回】 まとめとテスト(予定)
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