| １． |
授業の内容（Course Description） |
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現代社会において倫理の諸問題は、随所に存在する。
例えば、「時事問題」としてよく取り上げられる話題の中に、現代社会の倫理に係るテーマは、如何なるかたちで見出せるだろうか、
生命の倫理、組織の倫理、企業の倫理、ジェンダーの倫理、情報の倫理、環境の倫理…倫理が係る言葉は世の中に多くある。
それらはまた、個々の＜価値観＞の多様性の諸問題を絶えず伴いながら、相互に関連し合って、各々の現場におけるコミュニケーション、施策・政策、さらに、理念・哲学のレベルに現れてくるものといえよう。
こうした倫理の諸問題を、実践的に担保していけるような方策を、皆で一緒に考えていく態度もまた重要となる。
本講では、＜現代社会と倫理I＞の基礎的解説および事例紹介をふまえて、より専門的なな解説を行うとともに、新しい話題も提供していきたい。
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| ２． |
授業の到達目標（Course Objectives） |
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本講で習得した知識をもとに、受講者自らが、かかる諸問題の解決策と実践のあり方を積極的に考えていける段階に到達するように努めたい。
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| ３． |
成績評価方法（Grading Policy） |
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学期末の定期試験を70％、平常点としての数回のミニレポート提出及び出席状況等を30％として、総合的に評価する。
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| ４． |
テキスト・参考文献（Textbooks) |
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特に、購入指定のテキストはないが、適宜、資料プリント等を配布するので、それを各自保管して学習に役立てて欲しい。 参考文献等は必要に応じて講義中に紹介する。
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| ５． |
授業時間外の学習《準備学習》（Assignments） |
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講義で紹介する話題について、各自、興味を持って調べ、その概要を理解しておくことが望ましい。
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| ６． |
学生への要望・その他（Class Requirements） |
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本講で取り上げるテーマは、前期「現代社会と倫理I」に連動する内容となるよう計画されているため、可能ならば当方の「現代社会と倫理I」を履修しておくことが望ましい。但し、後期「現代社会と倫理II」を初めて受講する学生諸君の為にも基礎的な知識の確認、および、関連事項についての解説は併せて行う。
なお、単位認定は試験の評点のみでなく、日頃の出席状況・授業態度等も考慮して行うため、真面目な態度で受講して欲しい。
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| ７． |
授業の計画（Course Syllabus) |
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【第１回】
CSRと企業活動１
【第２回】
CSRと企業活動２
【第３回】
個人情報をめぐる倫理的諸問題１
【第４回】
個人情報をめぐる倫理的諸問題２
【第５回】
個人情報をめぐる倫理的諸問題３
【第６回】
知的財産をめぐる倫理的諸問題１
【第７回】
知的財産をめぐる倫理的諸問題２
【第８回】
知的財産をめぐる倫理的諸問題３
【第９回】
組織の倫理 危機管理とその対応１
【第10回】
組織の倫理 危機管理とその対応２
【第11回】
組織の倫理 危機管理とその対応３
【第12回】
環境の諸問題と世代間倫理１
【第13回】
環境の諸問題と世代間倫理２
【第14回】
環境の諸問題と世代間倫理３
【第15回】
まとめ
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