1. |
授業の内容(Course Description) |
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ビジネス社会で、私たちは、範囲は異なるものの仕事を任されている。そして、その任された仕事を、自分の仕事にたいする知識と理論を最大限に活用して進めているのである。この授業では、このように、ビジネス社会で働く際に必要な基本的知識と理論およびスキルを秘書職の役割を通して、具体的な仕事の内容を確認し、その仕事と関連付けながら学ぶ。この秘書職をはじめとするオフィスワークにおいて、個々のワーカーが仕事を処理していく知識と理論およびスキルは、一般性がありかつ事前に学べるもので、一人一人が身に付けていなければならない。
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2. |
授業の到達目標(Course Objectives) |
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オフィスワークに関して、仕事のスキルにその根拠となる知識と理論を反映させる能力を育成する。
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3. |
成績評価方法(Grading Policy) |
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出席率40%、期末テストまたはレポートの結果60%で評価する。また、随時学習ノートあるいはレポートを提出してもらい、内容により加点することがある。
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4. |
テキスト・参考文献(Textbooks) |
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宮地利彦 著 『仕事力の基礎と原則』
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5. |
授業時間外の学習《準備学習》(Assignments) |
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教科書の当日授業該当部分を読み、専門用語を自分でどう理解しているか、あるいは理解できていないのか、理解するにはどうすればよいかという問題意識を持って授業に臨むこと。
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6. |
学生への要望・その他(Class Requirements) |
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自分で考える習慣をつけてほしい。講義開始時間20分過ぎの出席は、認めない。 教室は、社会生活の場であるので、私語をしないこと。
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7. |
授業の計画(Course Syllabus) |
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秘書職の視点から、講義を行う。 【第1回】 ガイダンス、オフィスの成立と現状 【第2回】 オフィスの任務、人と社会・企業のかかわり 【第3回】 オフィスを取り巻く時代環境・情報環境 【第4回】 企業の組織と仕事、仕事と事務 【第5回】 秘書職の意義 【第6回】 組織と情報の関係 【第7回】 チームワークによる仕事、コミュニケーション 【第8回】 規律・マナー、自己の成長 【第9回】 事務の機械化(OA化)、個人の仕事と原価 【第10回】 機密の保持、仕事の準備、時間と仕事 【第11回】 仕事の効率化・能率の向上、管理サイクル(PDCA) 【第12回】 情報手段としての文書、文書の形態、文書の管理 【第13回】 情報手段としての文書、デジタル情報の特質と管理 【第14回】 職場の安全と健康管理 【第15回】 オフィスワークの品質と国際化 ISO規格
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