1. |
授業の内容(Course Description) |
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情報処理能力に限界がある経済主体は、相手の行動を予測して戦略的に行動しようとするので、情報が溢れる現代社会では、情報の経済的役割を理解することが重要です。そこで、本演習では、『Principles of Microeconomics fourth edition』のPart3 Imperfect Market(237頁~372頁)をテキストとして、毎回、学生に報告を求めて、情報の経済的役割についての理解を深めます。
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2. |
授業の到達目標(Course Objectives) |
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情報の経済的役割について理解を深め、情報が溢れる現代社会で、経済学的に考えて行動する能力を身につける。
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3. |
成績評価方法(Grading Policy) |
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レポートと出席状況
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テキスト・参考文献(Textbooks) |
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テキスト 『Principles of Microeconomics fourth edition』Joseph E.Stiglitz & CarlE.Walsh
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5. |
授業時間外の学習《準備学習》(Assignments) |
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テキストの該当部分を必ず読むこと。新聞・雑誌等の経済記事を読むこと。
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6. |
学生への要望・その他(Class Requirements) |
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分からないときは質問に来ること。
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7. |
授業の計画(Course Syllabus) |
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【第1回】 中古車市場の問題 【第2回】 アドバースセレクションモデル 【第3回】 実験心理学での実験結果 【第4回】 医療保険の問題 【第5回】 シグナリングモデル 【第6回】 シグナリングモデルの多均衡性 【第7回】 実験心理学での実験結果 【第8回】 様々の実例―討議 【第9回】 探索モデル-仕事探し 【第10回】 探索モデル-広告 【第11回】 労働市場の問題 【第12回】 賃金格差・動機づけ 【第13回】 モラルハザードモデル 【第14回】 実験心理学での実験結果 【第15回】 様々の実例―討議
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