1. |
授業の内容(Course Description) |
|
最近の日本人におけるフィットネスに対する関心の高まりと、その生活の中への定着化は大変高いものとなっているが、そのバックグランドになっているものは何か。寿命や疾病との関わりにおける、運動の現代的意義は何か。特に運動不足や栄養の過多、または複雑な現代社会の中でのストレスの増大などとの関連において、運動の必要性について理解を深めることを本講座の目的とする。また大学生となった学生諸君の健康についての問題を提起し合い、ディスカッションの中で自らの健康について考える。さらにフィットネスエクササイズを実際に体験することによって、身体を動かすことの楽しさや健康・体力づくりに対する必要性の認識を深めることにも期待したい。
|
2. |
授業の到達目標(Course Objectives) |
|
|
3. |
成績評価方法(Grading Policy) |
|
2/3以上(10回以上)の出席が必要。筆記試験、レポート提出、学習態度を総合的に評価する。 欠席、遅刻、早退は減点する。
|
4. |
テキスト・参考文献(Textbooks) |
|
【教科書】 小澤 治夫、西端 泉著 『最新 フィットネス基礎理論』 [(社)日本フィットネス協会]
|
5. |
授業時間外の学習《準備学習》(Assignments) |
|
指定した教科書の次回授業部分を事前に読んでおくこと。 次回の授業内容を予習し、専門用語の意味等を理解しておくこと。 配付資料をファイルし、ノートを作成すること。
|
6. |
学生への要望・その他(Class Requirements) |
|
◆「第1回ガイダンス」も出席回数に入ります。 ◆A.D.I(エアロビックダンスインストラクター)の資格取得を目指す学生は必修科目です。 ◆健康運動指導士の資格取得を目指す学生は必修科目です。
|
7. |
授業の計画(Course Syllabus) |
|
【第1回】 ガイダンス 「フィットネス」とは何か。 健康や体力の概念 【第2回】 日本人の健康問題について考える (1)疾病傾向の変化、(2)高齢社会の到来、(3)健康増進対策 【第3回】 「健康日本21」について考える (1)「健康日本21」とは、(2)9領域とその設定の考え方 【第4回】 「健康日本21」について理解を深める① 食生活指針(食事バランスガイド) 【第5回】 「健康日本21」について理解を深める② 運動基準、運動指針(エクササイズガイド2006) 【第6回】 特定検診・特定保健指導 【第7回】 運動不足と健康について考える (1)運動不足と病気、(2)肥満と疾病、(3)運動の効果 【第8回】 生活習慣病と運動疫学 (1)運動疫学研究の意義、(2)身体活動・運動の調査方法 【第9回】 行動変容 (1)運動指導の心理学、社会学的基礎 【第10回】 クーパー博士のエアロビクスについて エアロビクスの発展 【第11回】 フィットネスエクササイズの体験 エアロビックダンスエクササイズ、ストレッチなど 【第12回】 健康づくり運動の実際 エアロビックダンスエクササイズ、水中運動,水泳 【第13回】 フィットネスの現状 民間フィットネスクラブと総合型地域スポーツクラブ、フィットネスの指導資格 【第14回】 青少年と健康について考える 大学生の健康について 【第15回】 まとめ、筆記試験
|