Web Syllabus(講義概要)

平成23年度

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テーピング論 加藤  基
選択  2単位
【人間文化】 11-1-3074-1686-03

1. 授業の内容(Course Description)
 テーピングはトレーナーやコーチに期待される重要な手技である。
 テーピングをうまく行うためには、技術だけでなく怪我や身体の構造に関する知識が不可欠である。
 本授業では、怪我や身体の構造にかかわる講義を行いながら、実際にテーピングを行っていく。
 基本的な知識を身につけ、足関節の基本のテーピングを6分以内で巻き終えることを目標とする。
2.
授業の到達目標(Course Objectives)
3.
成績評価方法(Grading Policy)
 評価:出席、授業態度、実技試験得点、筆記試験得点を総合的に勘案して評価する。
    出席点=1回10点*14回
    授業態度=忘れ物、不要な私語、迷惑行為などによって出席点から減点する。
    ※15分以上の遅刻は5点減点とする。以後10分ごとに減点1点追加。
    ※公欠届けや療養、通院よる欠席は、成績判定時に考慮するが、出席点として満点を進呈するわけではない。
    実技試験=足関節内返し捻挫に対するテーピングを課題とする。
    主な評価ポイントは、「早さ」、「手順」、「できばえ」とし、S、A、B、C、Dの五段階で評価する。
    筆記試験=テーピングの基礎知識、テーピングの基本手順、解剖学などを出題範囲とする。
    総合点80%以上でA、70%以上でB、60%以上でC、60%未満でD。
4.
テキスト・参考文献(Textbooks)
 参考書1:『アスレティックトレーナー専門科目テキスト⑥予防とコンディショニング』日本体育協会
 参考書2:『DVDでよくわかる!スポーツマッサージ&テーピング』新星出版社
5.
授業時間外の学習《準備学習》(Assignments)
 事前に配布する予習プリントの内容を予習して授業に臨むこと。
 授業開始時に小テストを実施して確認する。
6.
学生への要望・その他(Class Requirements)
7.
授業の計画(Course Syllabus)
【第1回】
 オリエンテーション:テーピング概論
【第2回】
 足部のテーピング1:アーチ
【第3回】
 足部のテーピング2:外反拇指・踵
【第4回】
 足関節のテーピング1:基本
【第5回】
 足関節のテーピング2:クローズド・バスケットウィ-ブ
【第6回】
 足関節のテーピング3:伸縮テープを用いた方法
【第7回】
 足関節のテーピング4:オープンバスケットウィーブ
【第8回】
 足関節のテーピング5:底背屈制限下腿部・アキレス腱のテーピング
【第9回】
 膝関節のテーピング:内側側副靭帯
【第10回】
 膝関節のテーピング:前十字靭帯
【第11回】
 大腿部・下腿部のテーピング:肉離れ、打撲
【第12回】
 肩関節のテーピング
【第13回】
 肘関節のテーピング
【第14回】
 手関節・指関節のテーピング
【第15回】
 テスト、まとめ