Web Syllabus(講義概要)

平成23年度

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保健体育科教育法 II 池田  忠
教職  2単位
【教職】 11-1-3074-1927-02

1. 授業の内容(Course Description)
 文明(医科学)の進歩とその成果が生活に深く浸透する中で、健全な心身を備えた人の育成に果たす体育・スポーツの役割や重要性を学ぶ。
 生涯体育、スポーツ活動の実践、個に応じた能力の伸長等を目指す、保健体育科授業の在り方について基礎知識を習得し、実践に生かせる基本的な力を身に付ける。
2.
授業の到達目標(Course Objectives)
3.
成績評価方法(Grading Policy)
 出席 60% 授業実施回数の2/3以上の出席を必要とする。
 レポート・発表・考査等 40%
4.
テキスト・参考文献(Textbooks)
 参考書:『中学校学習指導要領解説 保健体育編』
     『高等学校学習指導要領解説 保健体育編』
5.
授業時間外の学習《準備学習》(Assignments)
 専門用語等の意味を理解しておくこと。学習指導案やレポート等の準備。
6.
学生への要望・その他(Class Requirements)
 受講の基本的事項の厳守。
7.
授業の計画(Course Syllabus)
【第1回】
 ガイダンス
 授業内容、展開法、評価等について理解する。
【第2回】
 個に応じた指導
 動機付け、意欲の向上などについて基礎的・基本的な方法について説明できる。
【第3回】
 生涯スポーツ
 高齢社会と健康、スポーツの関連について自らの考えを述べることができる。
【第4回】
 障害とスポーツ
 共生社会とスポーツの実践状況について学び、考えを述べることができる。
【第5回】
 医学研究と体育
 研究成果の活用・応用とスポーツ活動について事例を挙げ、説明できる。
【第6回】
 高齢社会と体育教育
 幼児・児童から高齢者までの運動・スポーツ活動の接続についてその重要性が説明できる。
【第7回】
 体育・スポーツ活動と安全
 スポーツ活動を安全に実施するための施設、指導法等の関連について説明できる。
【第8回】
 スポーツと傷害
 運動・スポーツの種目特性と傷害の関連性につて説明できる。
【第9回】
 スポーツの実践と体力
 日常生活の中での運動・スポーツ活動等の重要性が説明できる。
【第10回】
 工業技術と運動・スポーツ
 用具・道具・設備の技術開発と効果的なスポーツ活動の関連性について具体例をあげ説明できる。
【第11回】
 生活環境と人
 生活環境の変化と人の変化との関連について体育的に考えることができる。
【第12回】
 小・中・高教育の接続
 生涯体育の実践につながる効果的な接続について自らの考えを述べることができる。
【第13回】
 シラバスの作成
 シラバスの意義を学び、中学校、高等学校におけるシラバスの作成ができる。
【第14回】
 カリキュラムについて
 カリキュラムの基本を学び「保健体育」の年間カリキュラムを作成できる。
【第15回】
 まとめ
 授業で得たことを整理できる。