Web Syllabus(講義概要)

平成23年度

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演習 II 小島 祥一
選択  2単位
【経営】 11-1-1110-0210-14A

1. 授業の内容(Course Description)
 「インターネットでマクロ経済の実際をマスターしよう。」
 学生諸君が学ぶマクロ経済、日本経済、世界経済の具体的なデータは、インターネット上で、あふれるほどアクセス出来る。理論で学んだ概念、教科書や新聞・雑誌に出ている図表などは、データをダウンロードして、エクセルなどで作図、作表、計算すれば、たちどころに、自分作成の最新情報が得られる。
 さらに、政府の文書や企業の財務情報、外国や国際機関の出版物も、ただちにアクセス出来る。これらの文書や情報を理解できるようになれば、マクロ経済の実際的能力は飛躍的に高まる。
 世界経済危機、日本経済の危機のさなかにこのような力を身につければ、危機に立ち向かう自信がつき、自分の意見もはっきり言えるようになる。自分の進路もはっきりとらえられるようになり、就職活動にも役立つ。
2.
授業の到達目標(Course Objectives)
 世界経済、日本経済の現実は、インターネットを使い、エクセルを使って、いつでも自分のものにできるという自信を持てるようになること。
3.
成績評価方法(Grading Policy)
 出席、レポート、発表、ディスカッションにより総合判断する。
 欠席・遅刻・早退、教室にいても授業不参加・ケータイ・マンガ・ゲーム・寝る・喋る・立ち歩く・飲み食いするでは、単位はとれない。
4.
テキスト・参考文献(Textbooks)
 プリント配布による。
5.
授業時間外の学習《準備学習》(Assignments)
 新聞、テレビ、ネットで経済情報を毎日チェックすること。
 演習でやったデータについて、自宅で自分のパソコンでもやってみること。
6.
学生への要望・その他(Class Requirements)
 インターネットの腕をみがきながら、マクロ経済、日本経済、世界経済を具体的に理解したい、という学生諸君歓迎!
7.
授業の計画(Course Syllabus)
 後期は、金融データを学んだ後、政府、企業、国際機関などの文書にアクセスして、関心のあるテーマをダウンロードし、読んで理解できるようにする。自分の関心のあるテーマについて発表し、ディスカッションする。
【第1回】
 日銀短観・業況判断のグラフをデータから自分で描く
【第2回】
 マネタリーベース、マネーサプライ(日本銀行)
【第3回】
 コールレート、国債利回り(日本銀行)
【第4回】
 IMFの文書(世界経済見通しなど)
【第5回】
 世界銀行の文書(貧困統計など)
【第6回】
 首相官邸、内閣府の文書(経済見通し、経済政策など)
【第7回】
 財務省、金融庁の文書(財政、国債、税制、
【第8回】
 年金ホームページ
【第9回】
 外務省の文書(ODAなど)
【第10回】
 世界経済危機の現状
【第11回】
 総復習
【第12回】・【第13回】
 発表準備
【第14回】
 発表1
【第15回】
 発表2