Web Syllabus(講義概要)

平成23年度

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日本の時事経済 I 塚田 弘志
選択必修  2単位
【経済】 11-1-1110-1857-11A

1. 授業の内容(Course Description)
 日本、米国、EUなど先進国は不況です。失業者が多いことはみんな知っています。不況のきっかけは2008年秋の米国の金融危機でした。
 他方で、中国、インド、ブラジルなどの新興国は目覚しく成長しています。今年は中国が日本を追い越して世界第二位の経済大国になりました。
 日本経済はいまどうなっていて、これからどうなるのでしょうか。社会人として、暮らしの上でも仕事の上でも、こうした問題を理解しておくことは大事でしょう。経済学というのはそうした問題を考える学問です。
 この講義では、日本経済に関する基礎的な事実を紹介しながら、経済学の基礎的な考え方を説明してゆきます。
2.
授業の到達目標(Course Objectives)
 次のようなことが目標です。
 市場と政府それぞれのはどういう役割を果たしているのかについて理解を深めること。
 日本経済を大きくつかむためにGDPとはどういうものかを理解すること。
 日本の産業の移り変わりと、企業とはどういうものかということについて理解を深めること。
3.
成績評価方法(Grading Policy)
 ・出席点30%
 ・途中で行う小テスト30点
 ・期末テスト40点
 講義でキーワードを説明してゆくので出席しないと理解が進みません。
 出席点を与えます。
4.
テキスト・参考文献(Textbooks)
 『現代日本経済 新版』
 橋本寿朗、長谷川信、宮島英昭 著 有斐閣アルマ
5.
授業時間外の学習《準備学習》(Assignments)
 ノートを読み返すことが必要です。
6.
学生への要望・その他(Class Requirements)
 キーワードの説明を書き取るだけでなく、自分でノートをとることに心がけてください。そうしないと力がつきません。
 講義中は静粛にしてください。
7.
授業の計画(Course Syllabus)
【第1回】
 講義のガイダンス
【第2回】
 経済循環の姿
【第3回】
 日本経済の70年間
【第4回】
 戦後の改革
【第5回】
 高度成長と石油危機
【第6回】
 バブル 1
【第7回】
 まとめ
【第8回】
 小テスト
【第9回】
 バブル 2
【第10回】
 失われた10年 
【第11回】
 政府の失敗
【第12回】
 不良債権問題
【第13回】
 金融危機
【第14回】
 まとめ
【第15回】
 まとめと小テスト