Web Syllabus(講義概要)

平成23年度

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演習 I 松井 範惇
選択  2単位
【経営】 11-1-1110-2712-13A

1. 授業の内容(Course Description)
 この演習では、次の2つを内容とする。
 (1)アメリカ高等教育の1側面であるリベラル教育(Liberal arts & sciences)が、どういった伝統に基づき、社会に評価され、そして改革や変遷を経ながら、「人間教育」を行っているかを考察し、その中から、ゼミ生が自らが大学で何を、どう学ぶかを考える。
 (2)「日本経済」の現状を多面的に、徹底的に調べて、把握する。世界の経済、特にアジアとアメリカに焦点を当てて、日本経済との関係、関連を探る。ゼミの中でそれを発表することによって、プレゼンの手法についても学ぶ。
2.
授業の到達目標(Course Objectives)
 我々が住む、そして学生の皆さんが卒業後入っていく日本経済と世界の経済との結びつきを、ある側面(各自が自分で選ぶ)について深い理解を得る。大学で学ぶことの意味を考え、討論と発表を通じて、プレゼン力を培う。
3.
成績評価方法(Grading Policy)
 出席点            :40%
 討論とプレゼン        :20%
 論文提出(またはプロジェクト):40%
4.
テキスト・参考文献(Textbooks)
 『リベラル教育とアメリカの大学』
 松井範惇著、ふくろう出版(2004)
 『Q&A 日本経済の基本100(2011年版)』日本経済新聞社
5.
授業時間外の学習《準備学習》(Assignments)
 毎回、誰かが分担して発表、報告をして、それに基づいて討論、議論を行い、学びを進めていきますので、担当者は準備してきます。発表でない人は、質問、討論を用意してきてください。
6.
学生への要望・その他(Class Requirements)
 ゼミでは、全て自主的に運営を行って頂きますから、全員が何らかの係となってゼミを進めていきます。
 積極的な参加、関与が必須です。
7.
授業の計画(Course Syllabus)
【第1回】
 導入
【第2回】
 経済の動きを知る(1)
【第3回】
 アメリカの大学の過去、現在
【第4回】
 経済の動きを知る(2)
【第5回】
 リベラル教育という伝統
【第6回】
 政策を読む
【第7回】
 アメリカの大学の国際化、多様性
【第8回】
 金融の問題
【第9回】
 アメリカの大学の国際化、多様性
【第10回】
 日本企業の今後と課題(1)
【第11回】
 まとめと討論
【第12回】
 日本企業の今後と課題(2)
【第13回】
 討論1
【第14回】
 討論2
【第15回】
 討論3