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授業の内容(Course Description) |
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国際経営のモデルを、①北米モデル 経営学の誕生の地 ②欧州モデル 人間関係と社会学の立場 ③日本 暗黙知の経営 ④新興国モデル 家族・部族・仲間 非合理世界 ⑤BOPモデル 貧困モデル ⑥女性経営モデル 女性比率と収益率 というくくりで整理した上で、後期の重点テーマとして 経営実態の国際比較:戦略・組織・提携・技術経営・現在の焦点(新会計制度・バーゼル3)、異文化経営、トランスナショナル企業 などについて学習と発表を行う。 おおよその比較経営の切り口は以下の通りである。 ①競争優位 SWOTモデル ②ダイヤモンド・モデルの比較 ③企業経営の価値連鎖の比較 ④企業経営組織の比較 ⑤多国籍企業としての組織モデル 3モデル ⑥企業統治の比較 ⑦企業の協調戦略の比較 ⑧企業のネットワーク 大企業と中小企業のつながり ⑨産業クラスター・企業立地 ⑩技術経営の国際比較 ⑪現在の焦点(新会計制度・バーゼル3)各国の対応 ⑫異文化経営 ⑬トランスナショナル企業
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2. |
授業の到達目標(Course Objectives) |
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国際比較経営が多岐の学問分野にわたってアプローチすることを分かっていただく。経済学、経営学に加えて人類学、宗教、地理学、など幅広い分野からの分析能力と報告能力と発表能力を磨くことである。この比較経営は新たな分野で、新たな発見があるかもしれない
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3. |
成績評価方法(Grading Policy) |
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総合的に評価する
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テキスト・参考文献(Textbooks) |
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参考文献:『21世紀の国際経営学入門』彩流社 参考文献:『ヨーロッパ型資本主義』ちくま新書 参考文献:『文明の衝突』角川新書 参考文献:『技術経営の挑戦』ちくま新書 参考文献:『ジェトロ貿易投資白書』 参考文献:『女性指数が経営を変える』NTT出版 そのつど関係資料等の記事を配布する。
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5. |
授業時間外の学習《準備学習》(Assignments) |
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新聞・雑誌・TV等の企業・経営欄・ニュースを国際比較の視点で眺めてそれを自分なりに分析して欲しい。 できれば外国語の文献も活用されたい。インターネットで検索して欲しい。
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6. |
学生への要望・その他(Class Requirements) |
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世界の国の動きをつねにフォローして欲しい。
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7. |
授業の計画(Course Syllabus) |
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【第16回】 ガイダンス 「国際比較経営」の欧米日・新興国ごとに具体的にどうアプローチするか。 輪読テキストの配布 テーマ設定の参考資料の配布 テーマ報告会の順番の決定(順番は都合で変更も可能) 【第17回】~【第20回】 第1段階 テキストの輪読 テキスト等を輪読します 【第21回】~【第29回】 第2段階 テーマの報告 毎週3名程度、各自の調査テーマについて報告 報告された調査テーマに対し教師を含む全員がコメントをし最終報告を決定に備える。 【第30回】 まとめ・結論
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