| １． |
授業の内容（Course Description） |
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本授業は「リスクと保険Ⅰ」と同様に、経営リスクのみならず、保険全般に関する基礎的ないし総論的科目である。
「リスクと保険Ⅱ」では、まず保険の供給者である保険会社を取り上げ、保険経営の仕組みと特徴について学習する。次に現実に行われている「企業経営のトータルリスク管理」の具体例を取り上げる。最後に個人・家計にとって生活保障の基礎部分をなす生活保障システムおよび社会保険との関連について概説する。
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| ２． |
授業の到達目標（Course Objectives） |
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保険経営の仕組みと特徴、企業経営におけるトータルリスク管理、および生活保障システムと社会保険についての全体像を理解することを目標とする。
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| ３． |
成績評価方法（Grading Policy） |
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定期試験の結果を重視するが、出席点を加味して最終的に評価する。目安としては定期試験70％、出席点30％の比重で評価を行うことを考えている。
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| ４． |
テキスト・参考文献（Textbooks) |
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テキストは「リスクと保険Ⅰ」と同様、下和田功『はじめて学ぶリスクと保険（第３版）』有斐閣（2010年）を使用する。
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| ５． |
授業時間外の学習《準備学習》（Assignments） |
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指定したテキストの第８章、第14章、第16章～第23章を事前によく読んでおくこと。
また、授業で使うパワーポイント資料の「エッセンシャル版」をWeb Classに掲載するので予習・復習に役立てること。
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| ６． |
学生への要望・その他（Class Requirements） |
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「リスクと保険Ⅰ」を受講後に履修することが望ましい。
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| ７． |
授業の計画（Course Syllabus) |
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授業は概ね次のように行なう予定であるが、進度状況や社会情勢の変化により変更することがある。
【第１回】
保険可能なリスクの分類と保険商品（1）
【第２回】
保険可能なリスクの分類と保険商品（2）
【第３回】
企業のリスクと保険（1）
【第４回】
企業のリスクと保険（2）
【第５回】
新商品開発と保険販売
【第６回】
アンダーライティング（保険引受）と契約保全
【第７回】
企業経営のトータルリスク管理（1）
【第８回】
企業経営のトータルリスク管理（2）
【第９回】
保険の財務（1）
【第10回】
保険の財務（2）
【第11回】
損害調査と保険金支払い
【第12回】
保険経営の組織・規律と業界再編成
【第13回】
保険会社の監督・検査システム
【第14回】
生活保障システムにおける社会保障・社会保険の全体像
【第15回】
総まとめ
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