Web Syllabus(講義概要)

平成23年度

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観光学概論B 溝尾 良隆
選択  2単位
【現代ビジ】 11-1-1140-1698-12A

1. 授業の内容(Course Description)
 観光学の概論であるから、観光に関し、浅く広く学びつつ、観光学の重要性と観光学の基本をしっかりと学ぶ授業とする。受講生は、他の観光関連科目の選択をする際に、自ら指向する観光の専門科目が何であるかも明らかになる。その意味から、特に観光経営学科1年生は、まずこの科目から観光学をスタートしてほしい。春季に観光学概論Aを学び、単位を取得した学生は、秋季のこの授業も学ばないと、観光学の全体を把握したことにならないので、積極的に参加してほしい。単位を落とした学生は、できれば遠慮してもらいたい。
2.
授業の到達目標(Course Objectives)
 各種のスポーツにみるように、すべてに基本がある。基本ができずに、応用は理解できない。観光に関するすべての授業に関連するから、しっかりと学んで。春季、秋季の双方の単位を取得すること。
3.
成績評価方法(Grading Policy)
 授業中に小テストを2~3度行うが、これは受講生の授業に対する理解度を高めるためのもので、成績には反映しない。定期試験は、持ち込み不可の筆記試験であるから、ふだんから復習をよくすること。
4.
テキスト・参考文献(Textbooks)
 前田勇『現代観光総論』を基本的なテキストとし、溝尾良隆『観光学 基本と実践』を参考文献とする。必要に応じ、レジメを配布する。
5.
授業時間外の学習《準備学習》(Assignments)
 数多くの観光学の分野にふれるので、授業に流れがあるわけではない。その意味で、毎回、復習をしていないと、全体像が把握できなくなるので注意をしてほしい。小テストは、復習するためのものであるから、その都度、しっかりと勉強し、定期試験に臨むのが望ましい。小テストができないと、最後の試験は広範囲になるので、さらに手に負えなくなる。
6.
学生への要望・その他(Class Requirements)
 授業中の態度の悪い学生は、退席してもらう。試験の減点対象とする。
7.
授業の計画(Course Syllabus)
【第1回】
 自由時間と観光
【第2回】
 観光資源論
【第3回】
 観光地・リゾート論
【第4回】
 観光行動論・サステイナブル観光
【第5回】
 小テスト、観光文化論
【第6回】
 ツーリズム産業論
【第7回】
 ツーリズム産業各論―宿泊産業
【第8回】
 ツーリズム産業各論―運輸業
【第9回】
 小テスト、ツーリズム産業各論―旅行業
【10回】
 ツーリズム産業各論―旅行業
【第11回】
 観光の影響と効果
【第12回】
 観光の経済効果
【第13回】
 観光景観論
【第14回】
 小テスト+観光統計調査法
【第15回】
 秋季授業のまとめ