Web Syllabus(講義概要)

平成23年度

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日本の金融 II 若山 昇
選択  2単位
【観光経営】 11-1-1210-0687-18A

1. 授業の内容(Course Description)
 ユーロの通貨統合は、金融・経済の世界における新たな歴史的・国際的な展開である。この通貨統合を題材とし、金融システムにおけるグローバルな変化を分析する。さらに、日本及びアジアの金融・経済の現状を見つめ、課題を浮き彫りにする事を通して、金融に対する理解を深める。
 なお、授業では教室内で知識を習得するだけでなく、実際に日本銀行や東京証券取引所等の見学も行なう予定。
2.
授業の到達目標(Course Objectives)
 現実の金融界の様々な変化を、できるだけ分かりやすい例で解説し、理論と実践の双方から金融をとらえる。こうして、現代経済社会における生きた金融の諸機能・特質を理解することを目標とする。
3.
成績評価方法(Grading Policy)
 クラス貢献度(出席・発表等)、レポートまたは試験を総合して評価する。 
4.
テキスト・参考文献(Textbooks)
 必要に応じて、別途指示する。
5.
授業時間外の学習《準備学習》(Assignments)
 学生は受講の効果を定着させるため、課題を学習することが必要となる。
6.
学生への要望・その他(Class Requirements)
 授業ではできるだけ、金融に興味が持てるように配慮する。
 単位取得のみを目的とするのでなく、積極的に授業に参加してほしい。
 自分が興味の持てる分野を発見し、学んだ知識を利用して、更に自ら探究することができれば素晴らしい。
 なお、前期と後期を通年で履修することを強く希望する。
7.
授業の計画(Course Syllabus)
【第1回】
 ガイダンス、授業の方針、内容
【第2回】
 アジア通貨の過去、現在(1)
【第3回】
 アジア通貨の過去、現在(2)
【第4回】
 アジア通貨の過去、現在(3)
【第5回】
 アジア共通通貨は必要か(1)
【第6回】
 アジア共通通貨は必要か(2)
【第7回】
 アジア共通通貨は必要か(3)
【第8回】
 金融機関の機能、金融規制と自由化(1)
【第9回】
 金融機関の機能、金融規制と自由化(2)
【第10回】
 金融市場、金融政策(1)
【第11回】
 金融市場、金融政策(2)
【第12回】
 金融派生商品
【第13回】
 家計と金融
【第14回】
 企業ファイナンス
【第15回】
 総合問題