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授業の内容(Course Description) |
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刑事法全般に関心を持ちながら、「学力」と「自己表現力」といった、学生時代に是非とも習得しておきたい2つの能力を、仲間と切磋琢磨しながら習得することをめざします。刑事実体法(刑法総論・各論)だけでなく、刑事手続法、犯罪学、刑事政策なども射程範囲に入れて、総合的に刑事法を勉強したいと思います。普段のゼミに加えて、ゼミ合宿、刑務所見学、裁判傍聴等の課外学習を、ゼミ生と相談しながら長期休暇等を利用して行うことも予定しています。
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2. |
授業の到達目標(Course Objectives) |
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公務員試験や法学検定等の各種試験の合格に必要な「学力」とプレゼン能力等の「自己表現力」を習得します。
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3. |
成績評価方法(Grading Policy) |
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出席と議論への参加を主軸にしつつ、予習、レジュメの質量等も併せて考慮します。なお、就職活動等の正当な理由なく、春学期に5回以上無断欠席した者や発表を怠った者には単位を与えることができません。
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4. |
テキスト・参考文献(Textbooks) |
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佐久間修ほか『Law Practice 刑法』(商事法務・2009年)
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授業時間外の学習《準備学習》(Assignments) |
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報告テーマなどは予めわかっているので、基礎知識の確認の意味を込めて、各自で教科書等の該当箇所を読み込んでおいてください。
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学生への要望・その他(Class Requirements) |
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刑法各論、刑事訴訟法、犯罪学・刑事政策の基礎知識が全くない学生が、本ゼミを有意義なものにするのは困難だと思われますので、これらの学習が不足していると感じる学生は、ゼミと平行して自主的に勉強する覚悟が求められます。本ゼミを通じて、学力だけでなく、仲間に迷惑をかけてはいけないという責任感をも身につけて欲しいと思います。
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7. |
授業の計画(Course Syllabus) |
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初回の授業で、ゼミ生の自己紹介、報告のためのグループ作りおよび報告日時・テーマの決定を行いますが、報告担当者には、十分に予習したうえで授業当日にレジュメを用意して発表する義務が課せられます。しかし、予習段階でいろいろと指導しますので、粘り強く勉強する強い意志があれば、さほど心配することはありません。また、普段の授業では深く扱うことができないテーマを、学生との質疑応答を交えながら、講義する機会も設けます。 さらに、大学院受験のための外国語学習が必要な学生には、個別に対応します。 さしあたり、以下のような計画を立てています。 【第1回】 自己紹介など 【第2回】~【第5回】 希望テーマの講義 【第6回】~【第14回】 講義と報告を交互に実施 【第15回】 秋学期の準備や復習など
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