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授業の内容(Course Description) |
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公教育経営の拠り所の一つは教育法規です。そこでこの授業では、教育法規の解説を中心に教育経営・学校経営の諸問題をとりあげて講義することにします。とりあげる主な法令は、学校教育法(法律)、同施行令(政令)、同施行規則(省令)、文部科学省による施行通達ということになります。
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2. |
授業の到達目標(Course Objectives) |
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授業の目的として、学生のみなさんがテキストの『教育小六法』を使いこなせるようになることをあげたいと思います。教員採用試験を意識してのことですが、教員にならない人にとっても市民として生活していく上できっと役に立つと思うからです。
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3. |
成績評価方法(Grading Policy) |
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平常点(授業への集中度、レポート等による)70%、期末試験30%
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4. |
テキスト・参考文献(Textbooks) |
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テキスト:浦野東洋一ほか編『教育小六法・平成23 年版』、学陽書房 参考図書:樋口修資・著『教員・教職志望者のための教育法の基礎』、明星大学出版部
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授業時間外の学習《準備学習》(Assignments) |
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上記のテキストと参考図書で自学自修してください。そのための「手引書」を私が作成、印刷して、授業開始時に配布します。(教員採用試験対策としても効果的だと思いますので、しっかり取り組んでください。)
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学生への要望・その他(Class Requirements) |
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授業時に遅刻と私語をしないこと。
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7. |
授業の計画(Course Syllabus) |
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【第1回】 オリエンテーション・・・平成22年度公立学校教員採用選考試験の実施状況について(『教育員会月報』2010年12月号)、教師への道、教育職員免許法、競争試験と選考、介護等体験、教員免許10年更新制度、通信教育、教職大学院 【第2回】 学制序文・「学問のすすめ」・文部省正定「小学生徒心得」を読む、近代学校の成立条件を考える 【第3回】 テキスト『教育小六法』の使い方、巻末データを読む、教育法規クイズ 【第4回】 教育法規の構造、法秩序の構成原理、法の解釈 【第5回】 学校の種類、教育及び学校の目的、目標・・・教育基本法、学校教育法 【第6回】 教育課程経営の仕組み・・・学校教育法、同施行規則、学習指導要領、教科書、補助教材、生徒指導要録 【第7回】 親の就学義務、子どもの入学(学校教育法施行令、学校保健安全法)、学区制、自由選択制、進級、原級留置、卒業(給食費等学校徴収金を払っていない生徒は高校を卒業できないか?)、成績評価の原理(北海道立高校事件判決) 【第8回】 子どもの懲戒、出席停止、停学と家庭謹慎、校則とは何か、生活指導目標と懲戒処分基準、関係通達・通知 【第9回】 学校の構造、校長等教育職員の種類、主任、主幹教諭、指導教諭、主任教諭(東京)、校務分掌、学校管理規則、鍋蓋型組織とピラミッド型組織 【第10回】 職員会議、学校評議員、学校運営協議会、関係施行通達・通知 【第11回】 教職員の服務(地方公務員法)、分限処分、懲戒処分、服務事故の防止 【第12回】 評価の時代、PDCAサイクル、NPA、学校評価、教員評価、関係通知、ガイドライン (この日の授業時に課題図書レポートを提出すること。) 【第13回】 開かれた学校づくりのフイールドワーク(DVD視聴)、学校とは何か(学校は公の性質をもつ)、子どもの権利条約、子どもの意見表明権、開かれた教職の専門性 【第14回】 学生による課題図書レポートPresentation 【第15回】 総括(学生による「授業評価」、「小テスト」を行うので、テキスト『教育小六法』、ノート、教材プリントを持参すること。) ※ 課題図書レポートについて (1)課題図書 ①浦野東洋一・著『開かれた学校づくり』、同時代社 ②浦野東洋一ほか・編著『開かれた学校づくりの実践と理論』、同時代社 どちらか一冊を選んでレポートを書くこと。2冊とも本学図書館の「指定図書」になっています。直ちに図書館から借りる手続きをとってください。あるいは大学の短大1号館のブックセンターで買い求めてください。 (2)A4版の横書き原稿用紙を使用し、楷書で丁寧に手書きすること。 (3)構成 ①表紙に授業科目名、課題図書名、学生番号、氏名を書く。 ②第1節:あらすじ(図書の内容のあらすじを書く)・・・1,200字程度 ③第2節:考察(感想・意見)・・・1,200字程度 (4)原稿用紙の左上をホッチキスどめして、指定された授業時までに提出すること。 以上
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