Web Syllabus(講義概要)

平成23年度

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生涯学習概論 I 柴田 彩千子
学芸  2単位
【学芸】 11-1-1330-0728-17A

1. 授業の内容(Course Description)
 21世紀は「生涯学習の時代」であるといわれる。しかし、「生涯学習」の意味を説明できる人は極めて少ない。「生涯学習時代」と呼ばれる現在の社会背景に触れながら、「生涯学習時代」への歴史的経緯、生涯学習の意味、理論、現代的課題について、理解を深めることと、生涯学習の推進において中心的な役割を担う社会教育について理解するための基本的事項を解説する。
2.
授業の到達目標(Course Objectives)
 ①「生涯学習」の意味を、「生涯学習時代」への歴史的経緯、生涯学習の意味、理論、現代的課題を踏まえたうえで、適切に説明できること。
 ②上記①を踏まえたうえで、各々の受講生が自分自身の生涯学習の方向性を熟考すること。
3.
成績評価方法(Grading Policy)
 受講態度およびリアクションペーパーの内容:30%
 レポート(生涯学習を支える施設に各自が訪問調査をしてレポートを作成する):50%
 試験:20%
4.
テキスト・参考文献(Textbooks)
 田中雅文 他 編著『テキスト生涯学習― 学びがつむぐ新しい社会―』学文社
5.
授業時間外の学習《準備学習》(Assignments)
 生涯学習を支える施設(公民館、図書館、博物館(美術館)、青少年教育施設、等)で実施されている各種イベントや講座に、余裕があればぜひ実際に参加し「生涯学習とは何か」を考える際の材料にされたい。
6.
学生への要望・その他(Class Requirements)
 レポート課題は、授業時間以外に、各自の関心のある「生涯学習を支える施設」を訪問し、そこでの学習機会についてまとめるものである。そのため、「生涯学習を支える施設」について日頃から関心を持ち、そこでの学習機会を調査および考察する際の「着眼点(考察する際の視点)」を、毎回の授業を通じて養ってほしい。
7.
授業の計画(Course Syllabus)
【第1回】
 オリエンテーション
【第2回】
 生涯学習とは何か
【第3回】
 生涯学習の理念と理論(1)
【第4回】
 生涯学習を理念と理論(2)
【第5回】
 生涯学習を支える施設(1)
【第6回】
 生涯学習を支える施設(1)
【第7回】
 生涯学習と学校教育(1)
【第8回】
 生涯学習と学校教育(2)
【第9回】
 生涯学習の実践事例の紹介
【第10回】
 生涯学習とまちづくり
【第11回】
 NPOによる生涯学習支援(1)
【第12回】
 NPOによる生涯学習支援(2)
【第13回】
 レポート発表と解説
【第14回】
 レポート発表と解説
【第15回】
 まとめ